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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

クライエントさんから、「自分はHSPじゃないかと思うんです」と言われることがわりとあります。

人よりも繊細で、感受性が強く敏感で、共感力が高い人は、人よりも悩みが多くなるのだと思います。

こういう方は、その場や人の空気を瞬時に読み取れます。

また、人が何を考えているかとか、どう思ったかなどの感情を読み取ることが得意です。

例えて言うなら、ものすごく感度のいいアンテナをたくさん持ったラジオみたいなものです。

そんなに必要のないものまで拾い上げてしまいます。

しんどいですよね。



ただ、こういう方たちを見ていて思うのは、この特別な能力は瞬間、瞬間で使っているように感じます。

その場その場を写真で切り取る感じでしょうか。

だから、ずっとその映像が残ってしまって引きずってしまいます。

連続した流れで捉えることは、少し苦手かもしれません。

自分自身が、最新型のものすごく感度のいいラジオなので、型落ちしたモデルのラジオとか、電池が切れかけているラジオとか、そもそもポンコツなラジオの動きがよくわからないのだろうと思います。

例えば、怒ったり、悲しんだり、嫌な思いをしたとき、HSPのような気質を持っている人は、自分が悪かったのではないかと深く考えたり、なんでこうなったのかとずっと引きずってしまいます。

ところが、型落ちしたモデルのラジオとか、電池が切れかけているラジオとか、そもそもポンコツなラジオの人は、確かに怒ったり、悲しんだり、嫌な思いをしたかもしれませんが、その深さが浅かったり、持続能力がいまいちだったり、記憶容量が小さくてすぐ上書きされたりします。

でもHSPな気質を持っている人は、最新型のものすごく感度のいいラジオしか知らないので、自分と同じくらい深く傷つき、ずっと引きずっていると思ってしまいます。



人の感情って、常に一定で止まっているのではありません。

生活（行動）していくなかで、その流れにそって感情も動きます。

またどんな感情も、ひとりひとり最後は自分自身で面倒を見なければなりません。

だからこそ、気持ちを切り替える方法を考えたり、誰かに話して共感してもらうことで癒やしたりしていくのです。



それが出来ないような人も中にはいます。

自分の感情を他者に面倒みてもらうことしか出来ない人です。

こういう人とは、できるだけ距離をとらないと潰れてしまいます。

特に繊細な人は、こういう人の方に過剰に意識が向いてしまい、自分を大事にしてくれている人から離れてしまうことが多いのです。

そうなると、自分に努力が足りないとか、甘えているとか、人よりも劣っていると自己否定してしまいます。

決してそうではありません。



ネガティブなものを拾う感度が優れているのなら、意識したり練習することで、ポジティブな感度も向上していけるはずです。

また自分の境界線に土足で踏み込む人へのアンテナは、自らがへし折る強さも必要です。

人に選ばれるのではなく、自分が相手を選べるんだという意識をもつことが大事です。

そうして、まわりに対する繊細さをちょっとだけ自分に対しても使って欲しいと思います。

自分の本心に繊細になって、もっと自分自身を守るためにどうすればいいかを考えていきましょう。



 

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