楽しく、楽に、毎日を笑顔に！
今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

カウンセリングで話されることの中で、恋愛ごとも多くあります。
つまり、大人の恋愛事情です。

恋愛事情というのは、その中に結婚も含まれれば不倫も含まれるし、プラトニックな関係もマイノリティな関係も含まれます。

お互いをいつまでも慈しみ尊敬し愛し合う夫婦像というものに多くの人は憧れます。
ただ様々な恋愛事情を見聞きする中で、そういう形態も何千何万の恋愛の形の一形態に過ぎないのだろうというのが正直な感想です。

３０代４０代の人は、なんとなく自分の中の性にタイムリミットを感じて急かされるような恋愛をしているようにも思えます。

女性であれば、出産の問題もでてくるわけですが、それ以外にも、自分が「おじさん、おばさん」に扱われるかどうかの心の境界線が若さへの異様な執着になっています。

しかし現実というか、昨今というか、この恋愛事情というのは決して年齢を重ねたら終わってしまうというのではなさそうです。

そういう意味では、シニア世代の恋愛事情の方がもっと「激しい」のかもしれません。

また恋愛事情には、心だけでなくセックスというものも大きく関わってきます。
日本はまだまだセックスに対してオープンではありませんが、心ではなく身体が合うというのも、関係が続くかどうかの要素のひとつになります。

セックスレスで悩んでいる人は男女とも多くいます。
ただセックスが必要な人もいれば、それほど重要視しない人もいるし、年を重ねるごとに価値観が変わってくる人もいます。
そこが二人の間であまりにも違いすぎると、心だけではカバーしきれないものも出てきてしまうことも確かにあるでしょう。

またこの恋愛というものの裏側で、実は依存という問題が大きく横たわっている場合があります。
目の前に安定した幸せが見えてきた途端、自ら破壊行動に出てしまったり、わざわざ辛い思いをする人に気持ちがいってしまったりするのを繰り返すのです。

自分を大切にする力が弱かったり、自己肯定感が持てない人に多くいます。
自分を大切にする力とか自己肯定感というものは、年を取れば自然と備わってくると思われがちですが、決してそうではありません。

それどころか、年を取るにつれ心の弾力は意識しておかなければ失われていきますし、身体の機能や社会的な存在価値なども少しずつ失われていきます。
だから余計に依存というものが強く出てしまう傾向にあるのです。

カウンセリングを通していろんな方と接していますが、ひとりの人間とは決してひとつの人格だけを有しているのではないなと思っています。

ある部分はとても自律的で器の大きな人であっても、ある部分はものすごく欲情的であったり、自信がなく守られたい小さな子供の部分であったりします。
「自己肯定感がある人」なんていう一色で表すことができないのが人間だということです。

人は自分でも受け入れがたい自分が出てきたとき、その自分に翻弄され悩み苦しむときがあります。
そのひとつに恋愛事情があるようにも思います。

決して人には言えないことも人生の中でひとつやふたつ出てくるのが当たり前です。
ただ、ずっと抱えているのが辛くてたまらないときもあります。

そんなとき、カウンセリングでお話ししてほしいのです。
話したからと言って過去が変わるわけではありませんが、心の重荷が軽くなります。
カウンセリングは守秘義務があります。
それでも心配であれば、名前も言わなくていいんです。
「自分はこうでなければならない」という自分で作った枠でずっと自分を責め続けないでください。

カウンセリングでは、その中で一度自分で決意したことが、日常に戻り揺らいでいくこともあります。
ときには、何度も同じことを繰り返してしまうこともあります。

それは自分が弱いからとか、だめだからとか思わないでください。
また同じことになってしまったから、カウンセラーに言いづらいと思わなくていいんです。
人ってＡＩのようにプログラムを一度書き換えたらＯＫとはいかない生き物ですからね。

カウンセリングは心の病の治療だけが目的ではありません。
カウンセリングはいろんな自分を知りそれを受け入れ、そしてこれから自分らしい自分を創っていく場であり、人生という階段の踊り場でこれからの人生を考えるところです。

 

---

にほんブログ村


うつ病ランキング