2019.08.30あなたの悩みや不安を解消するブログ
誰かに守られたいと思っていると誰にも守られないわけとは
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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。
こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。
幼少期に親に守られていたという感覚がない人は、大人になると常に「誰かに守られたい」と無意識で思っています。
幼少期での、実際はどうであったかということではなく、あくまでその当時、自分が守られていないと感じていた人です。
心の奥の方で、ずっと虚しさや寂しさがはりついていて、どこか穴があいているような空虚感も持っています。
そして「誰かに守られたい」という人は、他者に守ってほしいという気持ちから、相手に尽くして自分を抑えるところがあるんです。
自分を抑えるというのは、平たく言えば「我慢する」です。
でもこれは何も相手の要求をいつも優先するというものだけではありません。
自分が勝手に思いやったつもりのものもあります。
「私はこれが好きだけど、あの人がこっちの方が好きだから、こっちにしておこう」
と心の中で自己犠牲をしています。
しかし相手にはそんな深い考えや意味があるなんて知らないのです。
でもずっと我慢しているにはわけがあります。
相手と自分が「一体化」になるためなんです。
相手と自分が「一体」になることで、無条件の愛と守られている感覚を得られると考えています。
自分が我慢しても、相手のためであれば、どこか自分のためになっている気がしてきます。
だから相手に対して、自分の考えている事や価値観、気持ちなどすべてにおいて同じだと錯覚しています。
そして自分の思ったような言葉、行動、態度でなければ、「なぜ?」ってなるのです。
でも現実は、そんなことはあり得ません。
人は人、自分は自分と別々の人間なんですから。
ところが、少しでも自分と違うところが出てくると、一気に怒りに転じます。
そして、それは間違いなんだよと教え諭さなければとなるんです。
また「誰か守られたい」と思っている人は、自分の感情に向き合うのが苦手です。
なんだか得体のしれない自分の感情に気づきそうになると、それを回避しようとある行動に出ます。
それは、「これは相手の問題なんだ」と自動的に相手に意識を向け、自分の感情から意識をそらすというものです。
自分の中では相手と自分の境界線がないわけだから、相手の問題といってそらしている感覚にはなりません。
幼少期に親から守られるというのは、それはそのとき自分がまだひとり立ちできない子供だからです。
親から守られたという感覚がある人は、人への信頼と自分への自己肯定感がベースに出来てきます。
しかし親から守られたという感覚がない人は、どこか自信がなく軸が出来てきません。
その不安から、「誰かに守られたい」と思うようになるのだと思います。
大人になってからは、まわりの他者も大人なのです。
いつまでも子供の頃のように守る側と守られる側を求めていては、大人同士で支え合い、信頼しあい、お互いを大事にし合うことはできません。
本当に「誰かに守られたい」と思うのなら、自分の足で立つことです。
子供のふりをして甘えていても、だれも親の代わりをしてくれません。
自分の足で立つ、つまり自立するということは、経済的なことだけをいっているのではないんです。
精神的に他者に依存せず、他者と自分のと境界線をきっちり引ける。
自分の感情のお守りを他者に求めず、自分の感情は自分の責任で世話をしていく。
そういうことが、自立なのだと思います。
それが出来ないと、常に他者は冷たい人、自分を裏切る人になり続けます。
他者と自分との境界線を引くと、孤独な感じがするかもしれません。
しかし大人になってから「誰かに守られたい」のなら、お互いが自立した者同士でないと、本当の意味での信頼関係は築けないのです。
もし「誰かに守られたい」と共依存を繰り返しているのなら、一度自分の問題として真剣に取り組んでみませんか。
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