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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

どちらかというと要領や段取りがよく、仕事ややることとか言わば手が早い人と、
どちらかというと要領もよくなく、段取りを組むのが苦手で、抜けがあったり非効率なやり方をする人がいます。

世の中的には、要領がよく段取りがパパッと組めて、無駄なく確実に迅速にこなせる、に超したことはありません。

でもこういう意識って、一歩間違うと際限のない理想像を押しつけられがちです。

人の時間的感覚というのは、ものすごく曖昧で主観的なものです。

仕事が早いという「早い」って、一般には速度的な意味だと思うのですが、
それこそ神業かというようなものから、まわりの人より少し早いというものもあります。

もし、普段はまわりの人より仕事が早いタイプの人だとしても、
神業を持つ人からすると、どうしようもなく仕事が「遅い」人になります。

家事とかでも、同じことが言えます。
自分なりに段取りを考えてやっているつもりでも、
もっと効率的なやり方を指摘されると、「段取り悪い」よって言われている感じになります。

無駄をこよなく敵視する人からすると、「わけわからな～い」レベルです。

そういう人って、
「そんなこと言ってる（考えてる）暇があったら、ちゃっちゃと自分の手を動かせればいいじゃん！」
という感じ。

こういうのが良いとか悪いとかではなくて、人には人の「そこは勝手に放っておいてほしい感覚」があります。

だけど、世の中的に善とされている御旗を掲げられて押しつけられることはよくあります。
そして、それでメンタルやられちゃう人もたくさんいます。

こういう早さとか効率とかと同じように、「きれいさ」とか「清潔さ」も押しつけられがちです。

こちらの方は、自分の基準以下のことがどうしても耐えられないということが起きがちです。

だからいつも怒りを抱えていたり、お願いしてもちゃんとやってくれないという無力感とか、
いつも自分が損をしている感覚に陥ります。

この「きれいさ」とか「清潔さ」とかは、どうしても妥協とかすり寄せが出来にくいものになります。
どちらかが「我慢」という形でしか解決できない場合も多くなります。

世の中的に善とされることが普通にやれている人や突出して才能を発揮している人は、
つい他人が過去から作り上げたその人の基準をないがしろにしがちです。

人が作ってきた基準をないがしろにして、自分の価値観を押しつけることは領海侵犯になります。

人は性格的なもの、特性からのもの、経験からくるもの、いろんなものが人生の中で変化していきます。

その中で、自分の価値観を押しつけることは、その人に傷跡を残すことになります。

押しつけるのでなく、自分はいろんな人がいる中のひとりだということが伝わればいいのです。

また押しつけられた側も、今の自分の出来る基準を卑下せず人の基準に書き換えず、
自分の基準を少しずつ自分らしく納得できるものにカスタマイズすることを続けて欲しいと思います。

上見りゃきりがないもんね。



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