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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

 

どんな風に褒められた？

学校の試験でいい成績を取ったとき、
「よく頑張ったね。」

水泳教室のテストで一発合格したとき、
「よく頑張ったね。」

難関中学、高校、大学に合格したとき、
「よく頑張ったね。」

そう褒められたとき、心の中でどのように感じましたか？
人から褒められると、普通はうれしくなります。
人に認められたことに、とても達成感や充実感を得られるんですね。

でも、同時に虚しさや焦燥感、諦めの気持ちが出てくる人がいます。

それは、この「よく頑張ったね」の言葉からわかるように、この言葉は「頑張った」という過去形で伝えられています。
つまり、何かの「結果」に対しての賞賛であり、評価です。

だから人から褒められるには、人に認められるには、結果を出し続けなければいけないということになります。
ずっとずっと求められると、自分がそうしたくて頑張ったというより、求められるから頑張ったということになっていくんです。

だれのために、なにがしたくてやっているかわからなくなり、どんどん心のエネルギーが枯渇していきます。

 

自分はどんな風に褒めてる？

幼少期にそういう風な褒められ方をしてきた人は、自分も人を褒めるとき過去形で褒めたりします。
なぜなら、自分自身も結果に対してだけ評価をしているから。

結果がよければすべてよし。悪ければ、全部だめ。
そう捉える人が多いと思います。
だから自然と、人にも自分にも厳しくなってしまうんですね。

 

褒め方を現在形にしてみると

この「頑張ったね」という言葉を、「頑張ってるね」と現在形に変えて見ると、どう感じますか？
現在形ということは、まだ結果は出ていません。
結果を出そうとしている途中を評価しています。

ゴールまでの間を見守られていると感じることだと思います。
実は人はそういうところを、人に見ていてほしい、わかってほしいと思っているんです。

もし結果が期待するものではなかったとしても、それまでの頑張りを無いものにしなくていい。
ちゃんと自分を肯定できるものがそこにはあります。

自己肯定とは、どんな自分かとか、なにができたかとか、そんな結果についての肯定ではなくて、そこに向かう自分の姿勢だとか、気持ちだとか、頑張りだとかを肯定してあげることです。

人はいろんな言い方であなたを誉めたり、評価したりしますが、自分自身の中では、決して結果だけで自分を評価することはやめましょう。
自分は自分自身の心強い応援団なんです。


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