楽しく、楽に、毎日を笑顔に！
今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

 

生真面目な人の生き方とは

心が疲れ切るまで頑張る人って、けっこう「生真面目」な人が多いんです。
「いい加減」とか「手を抜く」とかに拒絶反応を示したり、自分が「楽をする」ことは心のどこかで絶対に許せないことだったりします。

もう少しゆるくしてもいいんですよと言われれば、どうすれば「いい加減」に「手を抜く」ことができますか？と真面目に質問してきます。

最近遊んでいますか？と聞くと、
「はい、子供を公園につれていってます。」と答えたり、
ちゃんと休んでいますか？と聞くと、
「できるだけ何もしないように横になってるんですが、こんなことしていいのかと。」
と罪悪感とともに身体を休めることばかりに意識を向けています。

楽をすることは人として堕落したことであり、楽しむことはなにか意味がなければいけないし、はめを外すなんて自分がそんなことになったら生きていけないくらいに思っています。

苦労や努力の末に獲得したものが本物であり、価値があり、楽をして手に入れたものに有頂天になっていては足元をすくわれる、もっと自分を戒めないとと、本当に厳しい生き方をしています。

それでも、そういう生き方をしていると、たまには疲れてしまうんです。
だから少し肩の力を抜く生き方を模索するのであればいいのですが、そこには行きたがらないのです。

どうするかというと、効率のよい生き方とか、なるべく感情の揺れ幅が少ない生き方をして、エネルギーの消耗を防ごうとします。

人には喜怒哀楽の感情があります。
楽しくて笑ったり、感動で心が震えたり、優しさに触れてじわっと温かさを感じたり。
そうかと思えば、悔しくて泣いたり、寂しくてどうしようもなかったり、腹が立ってなにかにぶつけたり。
そういうところに、生きているという実感がわいてきたりするのですが、逆に言うと、かなりのエネルギーも消耗するわけです。

だから、そこを避けようとする人が増えています。
なるべく人と接することを避けようとしたり、心が動きそうなものを事前に避けたり、波風立たないように自分を抑えてまわりに合したりします。

今まで手を抜くことも、いい加減にすることもせず必死で頑張ってきたので、心が疲れているのは確かだと思いますが、感情を動かさなくなると、生きていく上の大切なエネルギーまでもそぎ落としてしまいます。

 

プチ反抗期のすすめ

生真面目な人は、反抗期もなく大人になった人も多いと思います。
だからこそ、心が疲れたと思った今、プチ反抗をしてみませんか。
もともと、そんなに大きく枠から外れることができないタイプだと思いますが、「プチ」でいいんです。
自分しかわからない反抗でも十分です。

反抗するときのドキドキ感や、反抗し終わった後のスッキリ感は、自分が気づいていないなにかを教えてくれると思います。
いたずらをやったあと、ペロッと舌を出す感じもいいかもしれません。

自分の枠から少し出てみると、今まで許せなかった人の言動もそう気にならなくなると思います。


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