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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

ストレスとうまく付き合うためには、気持ちをニュートラルに保つことはとても大切になります。

気持ちがニュートラルな位置って、どんなものを想像するでしょうか。
おそらくひとりひとりニュートラルな位置の設定が違っていると思います。

なぜニュートラルな位置が大切になるかというと、感情の波に飲み込まれないためです。

どんな人も感情、あるいは気持ちとか気分というものに波があります。
それは生きている限り自然なことで、ようは刺激に対する反応ということなのです。
つまり、自分が意識してコントロールすることが難しい部分です。

嬉しいことがあると、浮き足だって我を忘れてはしゃいだりします。
辛いことがあると、どんどんネガティブになり、蟻地獄に落ちていく感覚になります。

先ほど述べたように、感情をコントロールすることはなかなか出来ません。
感情って、こうだからこういう感情を出そうというものではなく、自分の中から湧き出てくるようなものです。

しかし、そういう湧き出てくる感情のままに生きていると、まるでジェットコースターに乗っている人生のようにも感じられるでしょう。

良いときと悪いときの感情の振り幅があまりに激しすぎると、それだでエネルギーは消耗します。
また、まわりの人もその揺れ幅について行けなくなり、人間関係も安定的に保てません。

ではどのように少しでも波に圧倒されず、自己のコントロール感を取り戻せるのでしょうか。

人は湧き上がる感情をコントロール出来なくても、その感情を俯瞰することはできます。
つまり、今自分はどういう状態なのかを客観的に把握することはできるのです。

この客観的に把握するといっても、「あー今自分はハイテンションだな」とか「めちゃ落ち込んでるな」というだけではいけません。

「どれだけ」ハイテンションなのか、「どれだけ」落ち込んでいるのかの指標が必要なのです。
だから、自分のニュートラルな位置を知っておくことが重要になります。

普段のニュートラルなところから、どれだけ上下に離れているかで、どれだけのストレスを受けているかがわかります。

ストレスは悪いことだけでなく、良いときにもかかっています。
例えば、結婚とか出産とか昇進とか。

そしてそのストレスの大きさがわかれば、その対処法も導きやすくなります。
上がりすぎてるな（下がりすぎてるな）、しばらく上がったまま（下がったまま）だなとわかると、このニュートラルな位置に戻すための方策を考えることがストレス対処法になります。

ただ、このニュートラルな位置をつかむことは意外に難しいのです。

多くの人は、このニュートラルな位置を若干高めに設定してしまいます

家庭でも楽しく、友達とも遊びに行けて、仕事も充実感を持ってバリバリやっている「普通」のとき、と設定しがちです。
でもこれは、少し高めのところなのです。

別に楽しいことがあったわけでもないけど、というか、楽しいとか辛いとかを考えてもいないとき。
流れるように、何も引っかかりもなく、穏やかに過ごしているときです。

今いる時間とか、場所に安心感を無意識に感じているときでもあります。
まあ、多少の気持ちや気分の上下はありますが、それにとらわれていない状態です。

このニュートラルな位置をつかむのが難しいタイプがあります。

ひとつは、白黒（二極化）思考の人。
次に、自分の評価＝他者の評価の人。
最後に、完璧主義の人。

白黒（二極化）思考の人は、良いか悪いか、出来たか出来なかったか、楽しいか楽しくないかなのです。
だから、その真ん中も限りなく良い方か悪い方に振り分けようとします。

自分の評価＝他者の評価の人は、他者が褒めてくれると自分を肯定でき、他者の評価を得られないと自分を否定するところがあります。
自分の気持ちや感情も、自分の自己肯定感も、自分の軸も、すべてが他人任せの状態です。
他者の「可も無く不可も無い評価」は、すべて自分を否定する要素として受け取ってしまいます。

完璧主義の人は、もともと成果主義なところがあります。
結果が完璧に出せたか出せなかったかなのです。
だから結果が完璧に出せたところが自分にとってニュートラルな位置になっていて、それより下がものすごく大きいのが特徴です。
完璧に出来て、尚かつ予想以上に良いできだったり、思いもよらない高評価を受けた時だけ喜べ、自分を認めることが出来ます。

これらのタイプの人は、自分を客観的に俯瞰しているようでも、かなりあやふやなことになっています。
だからストレスも人より多く抱え込むことが多いと思われます。

これらは長い間つけてきた思考のクセです。
それを一日で変えれることはできませんが、少しずつそのクセを変えていくことはできます。

まず、自分はどういうクセを持っているのかを知ることが第一歩になります。
カウンセリングで今の波をなんとかするだけでなく、根本的なところも一緒に進めていきましょう。


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