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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

普段はあまり意識していなくても、心の奥底の方で、人に見捨てられたりしないか、人から認められなくなるのではないかと常に不安と恐怖が渦巻いている人がいます。

そのような人は表面上は温和な人であったり、快活な人であったり、面倒見のいい優しい人であったり、しっかり者であったりします。

ところが、何でもない取るに足らない出来事であったとしても、それがスイッチになり、どんどん感情のコントロールを失ってしまいます。
イライラしたり、自己嫌悪に陥ったり、他人に突っかかっていったり。
もう自分なんて消してしまいたい、いなくなってしまえばいいとさえ思うのです。

このような人の多くは、幼少期に一生懸命、人の顔色を見てきました。
特に母親の、かもしれません。

お母さんに怒られないようにしないと。
お母さんが嬉しそうな顔になることをやらないと。
お母さんに認められるためにお母さんの理想の人間にならないと。
お母さんが疲れているのは私が手伝わなかったせい。
お母さんが悲しんでいるのは私がダメな子だから。

でもお母さんが愚痴を吐けるのは私しかいない。
私がお母さんを助けてあげないといけない。

常にお母さんの頭の中で生きてきていました。
子供の頃のちょっとした甘えや反抗は誰にも気づかれにようにしてきました。

でも、どこかモヤモヤするときもあって、自分でもわからないものが心の中で突き上げてきました。
そんなときは、身体が動かなくなります。
心がいつもの状態に戻るまで、息を潜めて治まるのを待っていました。

お母さんの頭の中で生きてきた人は、自分の感情が邪魔でした。
お母さんの感情が自分の感情になってくれれば、大人になって息苦しくて生きづらさを感じなくてすんだのかもんしれません。

お母さんの気持ちは自分のことのように感じます。
お母さんの怒り、悲しみ、寂しさは、たとえ自分とは関係のないものであっても、どんどん自分ごとのように思えてきて感情が乱れます。

こんなに一生懸命頑張ってきたのに、終わりが見えません。
それどころか、一向に自分のことを見てくれない、認めてくれない。

お母さんの頭の中で生きてきた人は、お母さん以外の人との関係でも同じようになってしまいます。
認めて欲しい、見捨てないで欲しいという気持ちから、一生懸命相手を受け入れようと努力します。
たとえ理不尽なことをされたとしても。

そんなあなたが目の前にいるとしたら、今どんな顔をしているのでしょうか。
そろそろ自分の頭の中に戻りませんか。
誰でもないあなたの中に、です。

小学生の頃、赤いランドセルを背負ったあなたの後ろ姿に今あなたは何を感じるでしょうか。

もう充分頑張りました。
もう頑張らなくてもいい。
あなたは自由に羽ばたいてもいいんですよ。



 

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