楽しく、楽に、毎日を笑顔に！
今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

まだまだ先が見えない新コロナウイルスの影響で、日々閉塞感が増しています。
見聞きするものは、不安を煽るものだったり、不平不満や愚痴、誰かに向かっての文句が多くなりました。

メディアはそれなりにいろんな声を上げていく役目があるのは確かです。
でも誰かが何かを発言したり、決定したりすることを、早いだの、遅いだの、もっとこうしろとか、あっちを見習えとか、後出しジャンケンのごとく出てきます。
メディアのコメンテーターだけでなく、ＳＮＳでは一般の人のいろんな投稿も増えました。

毎日毎日そんなことを聞いていると、そろそろもういい加減にしてくれと思ってる人もいるんじゃないかなと思います。
なんというか、もうお腹いっぱいの食傷気味になってきて、それがまた閉塞感に拍車をかけてますよね。

少し話は逸れますが、口を開けば、あの人が嫌い、あそこがダメ、こんなことされたなど、人のことを悪く言う人がいます。
世の中嫌いな人だらけなんですね、みたいな人。

おそらく多くの人は、人の悪口を言ってるとどこか罪悪感がチラッと出てきたり、そもそもそんなこと言う人は徳が積めないとか人としてどうなんだろうと思います。

しかし、そういう心がちょっと引っかかるとかなんとなく後味が悪いという感覚がなくて、人の悪口やネガティブな話が、単なる会話と言う人が一定数います。
そういうことを言ってストレス発散していたり、ネガティブなことを言うのを楽しんでいるようにも見えたりします。
どちらかというと、悪口とかネガティブとかいう感覚すらないような感じです。

誤解しないでほしいのですが、心のバランスを保つためにネガティブなことを吐き出す人とは違います。
それはそれで必要なものでもあるのです、そういう人たちのことではないです。

なんとなく世の中の教えみたいなものは、人の悪口を言う人はあとでバチが当たるからみなさん人の悪口はダメですよと言っています。

しかしですね、人の悪口を言ったりネガティブなことを言ったりする人が世の中で痛い目にあってるとかというと、普通に、いや普通以上の生活をしていたりします。

まあ世の中は不公平で成り立っているから、現実はそう、それもありなんです。
そういう人のまわりの善良な人たちが一番の被害者となってしまうことが多いのも事実。

こんな話をすると、なんともモヤモヤ、フツフツしてきた人もいるでしょうね。

話を今の閉塞感の世の中に戻しましょう。

ここで気をつけたいことは、今のような閉塞感の中、世の中全体が文句や愚痴が蔓延しだすと、さきほどのなんとなくモヤモヤ、フツフツしてきたような人たちが、その文句や愚痴を大量に浴び曝露されてしまいます。

すると、同調圧力がかかったみたいに、自分たちもただただ怒り、ただただ文句をいい、ただただ愚痴を言いだします。
言い出すまでしなくても、心のどこかでその怒りや文句や愚痴に同調してしまうのです。

でも、もともと人の悪口を言うのが自分の信念に反する人や、ネガティブな会話を楽しめない人たちは、知らず知らずの間に心を疲弊させてしまい、どんどんメンタルが落ちていきます。

そしてメンタルが落ちると、受身的になり、自分から何かをすることができなくなります。
自分の頭で考えることを停止させてしまい、まわりを見ては焦りだけが先行していきます。

こうなると、まわりに影響されるがままだったり、ただ救済の手を漠然と待っていたり、とにかくまわりがよくなっていくことを祈るだけになるんです。
もともと謙虚で常識的で控えめな人が一番影響を受けやすくなります。

人の悪口を言わない人やネガティブな会話を楽しめない人は、前に出ないタイプが多いと思いますが、今こんな時期だからこそ、そこを少しだけ頑張って負の影響から自分を守りませんか。

一人の力は小さく、影響力もたいしてないかもしれません。
でも、うれしかったこと、楽しかったこと、笑えたこと、ホットしたこと、癒されたこと、自分の日常の中のちょっとしたことを、例えば一日、一回でも誰かに発したら、それを多くの人がやったら、文句や愚痴からの曝露が防げると思います。


 

---

にほんブログ村


うつ病ランキング