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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

心というものは、感情に大きく支配されています。
そして感情というものは、多くは目の前の事象に「反応」していろんな感情を出しています。
だから一日中ずっと同じではなく、かなり上下に動いています。


たとえば、朝起きて窓の外を見ると、真っ白な雪が積もっていてとても幻想的でキレイだったとしたら、感動して気持ちが高揚します。

そして仕事に出かけようと駅まで歩いている途中、凍った道に足を取られてすってんころりん、になったら、「痛〜い、何もう最悪ー」と途端に気持ちが落ち込みます。

ところが、職場で自分の企画が採用されることになりました。

嬉しくて、今朝のすってんころりんももうネタとしてみんなに話して笑ってたりします。

なんかいい感じーって思ってたら、「ちょっとあの子最近調子に乗りすぎてない？」と話しているのを聞いてしまいます。
「えっまじ？どうしよう」と落ち込みます。


こんな風に人は一日の中でも目の前の事象に反応して感情に振り回されているんです。

でもこれは、上下の幅は日によって、またその人の気質によっても変わりますが、人として自然な感情の流れでもあります。

だから、何が起こっても動じない強い心を持とうと思っても無理なのです。


確かに、感情を表に出すのが苦手人や、百戦錬磨の人は、常に平常心でいるように見えます。

しかし脳の本能に近い部分で起こる感情を意識ではコントロールはできません。

口元とか目が一瞬ピクつくとか皮膚感覚が変わるなど微妙な表出はあるものです。


家に帰り落ち着いた頃、寝る前とか今日の出来事を振り返る一人反省会で、またその時の感情を呼び起こしていませんか。

反応として出てくる感情をどうにかするのではなく、寝る前などの一人反省会の仕方を少し変えましょう。

反省会の時ほど、一日の自分を俯瞰して見ていきます。

あの時、嬉しかったなとか、陰口言われて落ち込んだなとか、過去形で俯瞰していきます。

一日の今日という日をちゃんと締めくくって、終わらせてあげるようにすると、引きづりにくくなります。


そして気をつけたいのが、自分の感情のどこかにスイッチを持っている人です。

普通は目の前の事象に対して反応するのですが、このスイッチが入ると、通常の上下の動き方をしません。

このスイッチには、プラス方向とマイナス方向の両方があります。

プラス方向というのは、どんどんエネルギーを増大していきます。

たとえば先ほどの例で、企画が採用された時、スイッチが入ったとすると、テンションがどんどん高くなります。

そして陰口を聞いてしまった時、落ち込むのではなく、どんどん怒りが湧いてきて、自分でもコントロール不可能になっていきます。

もっと仕事で成果をだすことや陰口を言った人に制裁を与えることに躍起になって平常心を見失います。

また反対にマイナスのスイッチの人は、道で転んだ時にスイッチが入ったとすると、そこでもうテンションが地に落ちてしまいます。

その後は、自分の企画が採用されても、たまたまだとか、これには何か裏があるなど深読みしては、テンションの向上をいついかなる時も阻止するスイッチになります。


どちらのスイッチもとても危険です。

スイッチが入って時間が経つほど、スイッチを切れなくなります。

だから、自分が「今スイッチ入ったな」と気づくサインを見つけることが大事になります。

このサインは、自分自身の身体のサインでもいいし、いつもと違う行動がサインであったり、他者からちょっといつもと違うよってフィードバックをお願いするのもありです。

スイッチが入った時出来るだけ早く気づくことで、対処がしやすくなります。


カウンセリングを定期的に受けていると、カウンセラーが気づいてフィードバックすることもあります。

カウンセリングは病気を治したり、悩みを解決したり、気持ちを癒したり、自分の思考の癖を治すだけではありません。

日常のバイオリズムが大きく崩れないようにメンテナンスの役割もあり、そのような利用をされている方も多いんですよ。

カウンセリングも一般的なイメージで捉えるのではなく、自分にとって一番都合のいい利用の仕方をしてほしいと思います。

 

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