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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

 

休まなくてはと思っても休めない

心が疲れているときや病んでしまったとき、本当は十分休養と栄養を与えなければならないのですが、そういう時に限って、人はもう少しできるだろうと頑張ろうとするんですよね。

今ここで休んでしまうと人に迷惑をかけるとか、ここまでやってきた努力が水の泡になるとかで焦ってしまって休むことに罪悪感を覚えます。

元気なときは、より多くのものを吸収できます。
効率よくテキパキと働けるでしょう。
人間関係でも変に裏を勘ぐってしまったりせず、積極的になれていたはずです。
だからもっと知識を増やし、人脈を広げ、自分を成長させることで達成感や充実感を味わえて来ました。

でもその中でも心が疲れたり病んでしまう原因がどこかにあったのだと思います。
それは物理的に仕事量が多かったのかもしれないし、働く環境が良くなかったからかもしれません。
たまたま今の人間関係から追い込まれたのかもしれないし、自分自身の考え方、捉え方の癖かもしれません。

原因が何であれ、今心が疲れたり病んでしまったのなら、健康な心を取り戻すことに専念すべきです。
しかし、多くの人は自分が心が疲れていることも病んでいることも、本音のところで受け入れたくないのです。
だから元気なときのように少し頑張っていれば、また元通りに戻ると安易に考えてしまいます。

その方がある面から見ると、心が楽だからです。
今自分の心の健康に赤信号のサインが出ていることを人に話すことをしなくて済む。
自分が休むことで、人はどう思うだろうと怯えなくて済む。
積み上げてきたキャリアを失わなくて済む
家族や友人に心配をかけなくて済む。
お金の心配をしなくて済む。
考え出したらきりがないかもしれないですね。

それでも休むことを怖れず、休むことに専念すべきだと考えます。
小手先のまやかしで心が元気になることは絶対にないのです。
疲れのサインに早く気づけば気づくほど、休む時間も少なくてすみます。
だから、そういう習慣をつけていれば、ちょっとした休みで済むし、罪悪感も最小限で済みます。

 

休んだ後が一番の正念場

そして休んだ後も注意が必要です。
自分もまわりの人も、休んだ後少し普段のことが出来だすと、もう大丈夫だと過信してしまいます。
特に自分とまわりの人との温度差も、回復期の妨げとなりがちです。

自分はまだこれだけのことしかできないと思っていても、どんどん普段通りに接してこられると、それだけでも新たなストレスとなるでしょう。

おそらくそのあたりで、昔の自分と今の自分がもしかしたら変わったと感じる人もいると思います。
以前であれば、人の期待になにがなんでも応じなければと思っていたのに、今の自分は、自分の心身の状態を見ながら最低限のことを一生懸命している自分で「よし」と思えています。

人の目や期待のために頑張ってきた人生を、自分のための人生に方向転換した瞬間です。
自分を自分の真ん中に据えて、人と現実と未来との折り合いをつけながら、納得しながら進めてほしいと思います。

自分は自分でしかない。
ただ、そんな自分でそれでいい。
そう感じてほしいんです。


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