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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

カウンセリングの中での悩みの多くは、人間関係での悩みです。
では、カウンセリングを受ける人はどういう人かというと、

みんなとうまくコミュニケーションが取れない。
自分のことをわかって欲しいけど、どう思われるか不安で話せない。
一対一なら話せるが、大勢の中だと会話に参加できない。

といったように、どちらかと言うとあまり前に出れないタイプの悩みをみなさんも想像するかと思います。

ところが、実際はそうでもないんです。

人とあまりうまく関われない人たちが、あんな風になりたいと思うような人も来られています。
つまり、集団の中心にいる人気者であったり、みんなの憧れの人だったり、その場を楽しくできる人でも悩んでいるんです。



人間には、辛いことや受け入れ難いことがあると、何とかしてその不安を軽減するために無意識に自分を守ろうと心理的なメカニズムが働きます。

心理学用語では防衛機制といっても、いろんな種類があります。

その中に、躁的防衛(マニックディフェンス)があります。

自分にとってはかなり辛いことがあっても、それを「ネタ」として笑いに変えることがあります。
まわりの人も自分も笑ってしまえば、何となく辛さが減っていくような気がするのです。

一見すると、こういう人は、何でもポジティブに捉え、心臓に毛が生えてるくらい強いタイプに思われがちです。
自分自身も、自分のことをそう思っている節があります。

しかし、躁的防衛(マニックディフェンス)はある程度の対処方法なだけで、傷ついた心や辛く苦しい気持ちが消えたわけではありません。

そしてこれを長年繰り返していくと、ふと思う瞬間があります。

何で他の人は配慮されたり慰めてもらえるのに、私には平気で酷いことをするのだろうか。
私は何をしても笑っている、何をされても傷つかない人間だと思っているのだろうか。

しかし「ネタ」や「笑い」でしか表現してこなかったから、今更ながらにどう伝えたらいいのかわからないのです。
また傷ついたことを伝えることによって、今まで築いてきた明るく楽しいキャラが、一瞬で壊れてしまうのではないかと思うと、それも怖くなります。

このような躁的防衛(マニックディフェンス)は、中学高校時代に基礎が出来上がってしまうことが多いと感じます。

また最近多くみられるのが、SNSの中。

必要以上に、幸せ感や充実感、人生楽しんでます感を出している人の中にも、この躁的防衛(マニックディフェンス)をしていると思われる人がいます。

自分の中のコンプレックスや認めたくないものに直面するのが耐えられず、無意識にこのメカニズムを発動させてしまいます。
特に過集中しやすい人は、そのエネルギーは半端ないものです。

そういう人たちが、躁的防衛(マニックディフェンス)で自分自身を誤魔化せるかと言うと、実はそうではなくて、いつも根底に、空虚感であったり、いつ人から見捨てられるかとビクビクしていたり、自分の存在に自分が自信を持っていなかったりしています。

それを隠すために、楽しんでいる自分、強い自分を出しておきたいのです。
ただ、このタイプの人も、人間である以上、エネルギーを使い切ると動けなくなります。

防衛機制は心を守るものではありますが、問題の核心を逸らしてしまうことがあります。

自分が過剰にポジティブで前向きで根拠ない自信の塊に陥った時、それは大きな波に乗りかけている時です。
大きな波の後は、大きく落ちる時期が来ます。
その波を繰り返さないためにも、自分は何を今まで認めたくなかったのか、何から目を逸らしていたのか、それは本当に恐れるものなのか、自分自身で対峙しなければなりません。

そのために、カウンセリングに来ています。
カウンセリングには、一見悩みなんて全然ないって見られる人も実は多く来られているんですよ。



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どんどん気軽にご利用くださいね。

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