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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

人に素直になれない、人への甘え方がわからない、という人がいます。
そういう人は、一見しっかりした人が多いように思います。

しっかりしていて、強くて、頼りがいのある人。
弱音を吐かず、自分ひとりの力で頑張っている人。
いつも冷静で、大人っぽい人。

なのに心が不健康なんです。
でも本人もなぜだかわからない。

仲間が集まってワイワイ楽しんでいる中でも、どこか気持ちは乗ってこない。
愚痴を言ったり、わがままを言う人を見るとどこか心がザワザワしだす。
子供がダダをこねてギャン泣きしてたら無性に腹が立つ。

でも絶対に顏には出しません。
自分も楽しんでいるフリ、親身に聞いているフリ、可愛い子供を見る眼差しを送ります。

いや、自分はフリではなく、確かにこっちの人間なんだと思っています。
でもそう思えば思うほど、心の底でマグマが吹き出しそうになります。

アダルトチルドレンのように、機能不全の家庭で育った人に多いのですが、それだけではありません。
親がしっかりした子供に「早く」育てようとしたときもそうなのです。

「もう中学生なんだから」
「もう大学生なんだから」
「お兄ちゃん、お姉ちゃんなんだから」

そう言われると、大人としての振る舞える自分を求められているんだと感じます。
つまり、子供ではいけないんだと。

しかし、子供の頃に十分子供らしく過ごせないと、心は健康に育ちません。

なぜなのでしょうか。

大人らしい振る舞いとは、感情をコントロールしています。
自分の気持ちを出さずに、作った自分を演じているわけです。

子供は自分の感情をそのまま出します。
何の疑いもなく、自分の感情を素直に出すんです。
そしてそれを大人や友達がそのまま受け入れてくれる経験が、自分は自分でいいという感覚になります。

だから楽しいことを人と共感し合える能力も身についていきます。
そうなると、人に頼ったり、甘えたりしながら、すんなりと人間関係を良好に保っていくんですね。

大人になっても、子供っぽさはものすごく大事になってきます。
素直に感情を出して、はしゃいだり楽しんだりする力は、たとえストレスを抱えてもすぐに解消できます。

飲み会とかカラオケとかスポーツなんかで、思いっきりストレス発散できる人とできない人はここに違いがあります。

早く大人にならされた人は、自分の感情を出すことを抑圧してしまったため、人に素直になることも甘えることもできなくなります。

すると、ストレスが溜まってきても、適切に解消できずに、ずっと溜めこんでしまうんです。

人はどんなに大人っぽく振る舞っていても、どんな人にも幼児性は必ずあります。
そのためずっとストレスを溜めこんで、ついに爆発というときに、一番子供っぽい爆発の仕方をしたりします。

子供っぽいことはいけないことだと思っている人だから、その後の落ち込み方も半端ではありません。
でもそんなことを人に話すことも頼ることも出来ず、孤独の中でなんとかしようと頑張ります。
そんなことを繰り返していては、ずっと心が不健康なままになります。

子供の頃に、早く大人にされてしまった人でも、少しずつ素直になることは可能です。
カウンセリングでは生きやすくするため、自分の子供っぽさを引き出していきます。

その前に、子供の頃どんな辛さがあって、どんな気持ちを封じ込めて、どんなことを諦めてしまったのか。
それを聴いていきます。
その感情を素直に出すことから始めませんか。



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