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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

夫がわからなくなった

夫との生活で、少しずつ「あれ？」っていう違和感が積み重なってくることがありませんか。
最初はこの「あれ？」の中身を、勘違いかなと思ったり、自分が大袈裟に捉えすぎてるんじゃないかと考えたりして、何回も出てくる「あれ？」を自分の中で納めようとします。

だけど、やっぱり毎日出てくる「あれ？」に不安を覚え、友達や親に相談してみると、「男の人ってそんなもんよ」って軽く流されたりします。
「そっかぁ、そんなもんなんだ」って思うと同時に、「いや、この人たち全然わかってない」っていう気持ちがどっと湧いてきます。

毎日繰り返される「あれ？」が、今度はそうなるのは自分が悪いからだと思うようになります。
自分の言い方が悪い、自分の接し方が悪い、自分の考え方が悪いと。

もうわけもわからず、いろんなことを試しては玉砕していく日々に、どんどん心の温もりが消えていくように感じるんです。

夫と一緒に生活していても、話がかみ合わないし、自分の言ってることがちゃんと伝わらない。
それは、他の人が夫のグチを言うレベルのものを遥かに超えたものです。
夫との間にほとんど共感性がない状態は、ものすごい恐怖感と孤独が襲ってきます。

さらにまわりの人も理解してくれない状態においては、真っ暗な森にひとり放り込まれた気持ちになります。

 

カサンドラ症候群かも

夫がアスペルガー症候群であった場合、夫との間に共感性がなく、周囲の理解もないことからで抑うつや無気力、さらには様々な身体症状が出てくることがあり、カサンドラ症候群と呼ばれています。

アスペルガー症候群の人は、曖昧な表現や言葉の裏を読むことや人の表情を読み取ることが苦手です。
だからコミュニケーションが取りにくいと言われています。
また想像力にも偏りがあるため、突然の出来事に臨機応変に対処できません。

ただ、そういう特性を知らないままだと、何をしても空回りして自分ひとりが傷つくことになっていきます。
なぜ知らないのかというと、そういう特性を知らないで結婚する場合が多いからです。

だから結婚してから「あれ？」ということが出てくるんです。
特に子供が出来てから、そういうことが増えていきます。

アスペルガー症候群の人は、小さい頃から人間関係で躓くことが多く、その中で自分自身で社会性を学んでいきます。
だから、いわゆる外の顏と内の顏が出来てしまうんです。
他者には外の顏で接するため、結婚前は外の顏の夫であったのが、結婚後は内の顏の夫に変貌し、「あれ？」ということが増えていくんです。

またアスペルガーの人もいろんなタイプがいて、一般に言われているすべての特性が出ているわけではありません。
だからひとりひとり、対応の仕方も違ってきます。
夫婦のあり方も、常識を取っ払って再構築していかないといけません。
それには、やはりお互いが自分自身と向き合えるかどうかが鍵になると思います。

ただ何でも人のせいにしたり、すぐキレたりされると、家庭の中は穏やかな場所ではなく、もはや戦場の場になって、夫がいると思うだけでも、ただならぬ緊張感で苦しめられます。

カサンドラ症候群になりやすい人は、責任感が強い頑張り屋さんが多いんです。
自分がなんとか頑張ればと、何度も何度も挑みます。そしてうまくいかなかったら、自分を責める。だからどんどん自分自身を追い込むことになります。

カサンドラ症候群の人は、夫とのつながりも感じることが出来ないし、まわりの人からも理解してくれない状態で、ひとりぼっちで闘っています。
だからこそ心に味方が必要なんです。

夫婦としてどうするか、家族としてこれからどうするかは、そんなに簡単に答えがでるわけではありません。
ただ闇雲に答えが出るまでひとりぼっちで頑張ることはしないでください。

まず最初にやらなければならないことは、傷ついたあなたの心を回復させることです。
身体も心も相当まいってるはずです。
そんな傷だらけでは、新しい方向に向かえません。

カサンドラ症候群で悩んでいる人もカウンセリングに来られています。
辛い思いを吐き出し、カウンセラーとの間で共感的理解が起こると、ひとりじゃないんだと思えてきます。
カウンセラーを心の味方につけてください。
そして自分の味方、心のよりどころをたくさん持ち、回復の道へと進んでいきましょう。



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