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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

 

勝ち負け思考の人は心が折れやすい

目標を決めて、それに向かってベストを尽くすのは、その目標に到達したいからです。
その目標に到達するということは、自分が思い描いた通りに事が運ぶということになります。

人はどこまでいっても、自分の思い描いたようになってほしいと考えます。
どうしてもそうならないと嫌だという人もいれば、できればそうなってほしいとちょっと謙虚にいう人もいます。

しかし現実の世界ではすべての人が自分の思い描いた通りにいくことはありません。
だって、あちらを立てればこちらが立たず、みたいなことって多いじゃないですか。

すぐに勝ち負けの思考になる人は、思った通りにならないと、それは「負け」になってしまいます。
人生すべてにおいての勝負師である勝ち負け思考の人にとって、負けることは少し大げさではありますが、人生の終わりを意味します。

負けられないんです、なにが何でも。
だから焦ったり、苛立ったり、嫉妬したり、憎んだり、心が休まるときがありません。

それでも勝っているときは、まだいいのかもしれません。
でも、自分より強いものが現れたとき、真正面からぶつかって爆発するか、諦めるしかなく幽霊のように漂うか、どちらにしてもポキッと心が折れてしまいます。

だから勝ち負け思考の人に、なんでもかんでも勝ち負けで判断しないようにとは伝えます。
ただ、この人生すべてにおいての勝負師は、もともと勝負ごとが好きなんですよね。

 

「勝つ」「負ける」の意味付けをし直す

好きなものは、そうそう止められないのが、人間の常でもあります。
だとしたら、「勝つ」「負ける」の定義を見直す方法もあります。

だいたい勝ち負け思考の人は、目の前のことの単純な勝負で判断しがちです。
もう少し遠くのことを意識して、その先に目標や到達したい自分を考えたとき、今この目の前の勝負に仮に負けたとしても、それはその後に勝つために負けるという意味かもしれません。

そりゃ、めちゃくちゃ悔しいことだと思います。
ただその感情に、自分で折り合いをつけていくことが心が折れるのを防いでくれます。
折り合いをつけるって諦めることではありません。
その先の目標があるから、いったん相手に譲ったり妥協したりできるんです。

なぜ心が折れないかというと、負けた自分を否定せず、未来の自分の力を信じているから。
そうやって、少し「しぶとく」生きていく生き方も、勝つためには必要ですよ。


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