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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

何も問題もなく、穏やかに、幸せに暮らしているように見える人もいれば、心の中でずっと何かと闘っている人もいます。

表面的には何もないように見えているかもしれません。
でも、ふとした瞬間に、不安でビクビクした表情になったり、目の奥に怒りが感じられたり、そばにいると息苦しくなるほど生き急いでいたりします。

人はいろんなものと闘っています。

もし生き辛さを感じているのであれば、常に勝たなければいけないと自分自身を駆り立てているのかもしれません。

常に何に、でしょうか。

あるときは勉強や仕事の成果であったり、あるときはスポーツや何かの競技であるかもしれません。
また生活の質とか立場など、他者や世間との優位性もあるでしょう。
パートナーとの主導権もあります。

常に勝たなければならないと思っている人のしんどいところは、同等とか対等とかいうものがありません。
勝ち負けをつけないといけないので、あり得ないのです。

だから意味がないと半分わかっていても、勝ち負けをふっかけていきます。
常に戦闘態勢を崩さない生き方なんですね。

そのくせ心の平穏を求めているので、心の中では常に葛藤が生じてきます。

負けてしまった自分は再起不能になって人生の落伍者になってしまう怖さがあるのです。
もちろん頭ではそんなことはないとわかっています。
他者に対してはそういう風に思えるのです。

でもいざ自分のこととなると、不安と焦りと怖さが襲いかかってきます。
ただそれは自分の自信のなさからくる幻想でしかありません。
人の底力ってもっともっと強いものだと思っています。

もうひとつ生き辛さを感じるものに、他者への恨み、嫉妬、憎しみを持ち続けてしまうものがあります。

親やきょうだいにかもしれません。
信じていたパートナーからの裏切りで、人生が１８０度ひっくり返ったということもあります。

ある日突然、不幸のどん底に落とされたとき、だれでも平静ではいられないのです。

そのとき、無意識に被害者意識へと移っていきます。
そして、相手に対して執拗に闘いを挑みます。
制裁を加えたくなったり、何度でも謝罪を求めたり、とことん苦しめようとします。
追い詰めるだけでなく、許したと思えば攻撃を繰り返し、心身を永遠に追い詰めようとしたりします。

人の気持ちとして、この気持ちも当然起こるものではあるのですが、この被害者意識に自分が乗っ取られてしまうと自分らしい人生の可能性を潰してしまうことになります。

この被害者意識から抜け出すのは本当に大変です。
なぜなら被害者で居続け、相手を避難している間は、自分と向かい合うことを避けることが出来るからです。

人生、自分の思う通りに進むことはまれです。
思い通りに行かないとき、その都度、自分の弱さと向き合うことになります。
しかし相手を責めることで、自分は何も変わらなくていい、変わるのは相手だという理屈が通ることになります。

人はおそらくいくつになっても不完全のままです。
何度でも自分を立て直し、自分を信じることを繰り返していきます。
それが、人の強さだとも思います。
自分の人生に責任を持ち、次に進む方向を決め、その一歩を自分の足で進む強さです。

闘うことは必要かもしれません。
でも闘い続けることは必要ないと思います。

親から見た自分。世間から見た自分。
どんな風に見えようとも、自分で見た今の自分が本当の自分です。

弱いところ、嫌なところ、恥ずかしいところ、情けないところがあって当然です。
無理矢理、自己肯定感を持たなければと思わなくてもいいと思います。
ありのままの自分、それが出発点になればいいだけです。
そこから進むことが必要なんです。

 

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