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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

 

成長するために限界を超える

今の状況が自分にとって物足りなくなったときや、ぬるま湯につかっている感じがするとき、なんとなくこのままではいけないと思ってきます。

いつもと同じことをしていたら安心なんだけど、リスクを冒さなければ安全なんだけど、ずっとこのままの自分で自分は満足なんだろうかとふと考えたとき、自分の限界を超えたい衝動にかられます。

特に若い頃は、弱音も吐かず、人にすぐ頼らず、自分の力で限界を超えていき成長することで、ある種の達成感を味わい自信になっていきます。
この成功体験は人に自信をもたらすとともに、自分の生き方になる人もいます。

ただ、いつまでも同じようにして限界を超えようとすると、必ずどうしても超えられないときがやってきます。
自分は、自分の成長のためだと必死にがんばるのですが、がんばればがんばるほどうまくいかなくなるのです。

 

自分の限界の設定を間違っていないか

限界を超えていくと、もっともっと上を目指そうと、目標もどんどん高くなっていきます。
それとともに、自分の限界もどんどん高くなっていってませんか？

自分の限界を設定するとき、過去のデータだけに頼っていては、架空の自分ができあがります。
今の自分を客観視する必要があるのです。

年齢が上がるにつれ、下降していくものはなにか。
たとえば、体力とか記憶力とか回復力かもしれません。

では年齢とともに、上昇していくものはなにでしょうか。
知力であったり、精神力、経験や人との関わり方などもそうかもしれません。

そして、年齢に関係なく自分が持ち合わせているものはなにでしょうか。
一日２４時間であったり、自分が大切にしている信念もそうでしょう。

また、今の環境や健康状態も大きなポイントです。
それらを加味した自分の限界を、毎回毎回設定しなければ、ただスパルタに自分を追い込むだけになります。

 

誰のために限界を超えるのか

人は他者から期待され、それに応えたいとがんばるときがあります。
人に認められることは、とてもうれしいことですし、自信になっていきます。
だから人の期待を自分の力にして、うまく限界を超えていく人もいます。

しかし一方では、自分が人の期待を応えようと過度にがんばる人もいます。
なんのためにがんばるのかというと、人が喜ぶためであり、人が自分を認めてくれるためなんです。
つまり、人のために限界を超えていきます。

そしてその限界も、他者が決めてしまうのです。
そうなると、限界を超えることが義務となりクリアしなければと追い込まれてしまい、最後にはポキッと折れてしまうんですね。

限界は自分が決めなければいきません。
そのためには、自分の限界を知らなければならない。
ということは、今の自分を客観的に見る力がいるということです。

人のために限界を超えるのではなく、自分が期待する自分になれるよう限界を超えてこそ成長ができるんだと思います。


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