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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

 

新しい道に進むことの決断

自分に自信がなくて、人間関係でもうまく立ち回れなくて、要領も悪く、理不尽な思いをさせられたことが多い人ほど、最後に出した決断に強さを感じることがあります。

こういう人は、どちらかというと自分が納得するまでに時間がかかる人なんです。
逆に言うと、納得していないものはやりたくないし、急がされたりしたら途端にどうでもいいわって投げ出したりしてしまいます。

人生の前半部分の子供の頃や若い頃なんかは、けっこう早く決断しなければならないことが多いんです。
習い事何したい？、どこの塾に行きたい？、受験はどうする？、どの学校に行きたいの？、理系？文系？、などちょっとじっくり時間と年数をかけて考えさせて、なんてさせてもらえません。

だから親とか友達とか世間の波に身を任せて選んでしまうんです。
選択したら、その後はその選択のベルトコンベアーに乗ってそのままいき、また何かを決めさせられるという繰り返し。
その選択は本当に自分が納得して出したのかどうか、どこかモヤモヤを抱えつつ、いやこれでよかったんだと言い聞かせて進んできたのではないでしょうか。

 

不器用な人は頭で考えてはいけない

 

不器用な人って基本、頭で考えて進むタイプではなくて、腑に落ちる感覚を必要とします。
だから、その感覚になるまで、ものすごくまわり道をするんですね。
そのまわり道をしている間、心の中ではずっと自分の中のモヤモヤ感と対峙し続け、外側では理不尽に傷つけられたりします。

それでも、こういう人たちは、うわべだけ取り繕うことをしようとしません。
本人たちは、自分はそういうことができない人間だと思っていますが、どんどん突き詰めてみれば、そういう生き方は絶対にしたくないという頑固者だったりするんです。

ならば、自分の感覚を信じて突き進めばいいのですが、子供の頃からそういうことを練習してこれてなくて、頭で考える練習ばかりしてきたと思います。

で、こういう頑固者さんが頭で考えると、０か１００になってしまいがちです。
そういう意味でも不器用かもしれません。

でもまわり道したそれぞれバラバラのパーツを繋ぎ合わせていくと、それが自分の中で腑に落ちる感覚に変わっていきます。

新しいことに向かうとき、だれでも不安になります。
１ミリも不安がなく自信に満ち溢れている人はいません。

新しいことに動けないときは、不安を０にしようと頭で考えているときです。
しかし不器用で頑固な人が腑に落ちる感覚を持てたとき、不安をいくらか抱えたままでも動けます。
いろいろ考えたけど、やっぱりこうするしかないって言い切ります。

人はなにかを決断しなければならないとき、どうしても楽な方とかまわりの受けがいい方とかに流されがちです。
そういうことも経験しつつ、でもやっぱり嫌だと持ち前の頑固者になって、最後の最後で自分の生き方を突き通そうとしたとき、人としての強さを感じます。

そしてなによりも強さを感じるところは、グダグダの弱い自分を知っていて、その中でもがいた時間を経験し、１００でない今でも、次に進めるという自信を感じているところだと思います。

今年に入って、そういう人を何人も見てきました。
少しずつ自分を知りながら、地に足をつけた決断をされたことに、これからの時代の生き方なのかもしれないと思います。
新しい道に進まれても、ずっと応援しています。
不器用で頑固で、でもとてつもなく強いあなたへ。

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