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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

 

相手を傷つけてしまったとき

「やっぱり言わなきゃよかった」と思うときがあります。
自分では何気なく、ついいつのもように話しているときでも、相手が傷ついてしまうことがあります。
言ったあと相手の顔色が変わったり、あとから他者から言われたりして、
「あっやっちゃった」と後悔先絶たず状態になります。

焦ってなんとかしようとすればするほど、話がややこしくなることも多くて、ちょっとほろ苦い経験になってしまうこともあるんですよね。
若い頃なんて、そういうことの繰り返しをしながら、人を知り自分を知り、距離感や優しさや人の弱さを覚えていくのだと思います。

 

相手に期待しすぎてしまったとき

もうひとつの、「やっぱり言わなきゃよかった」と思う瞬間は、相手に期待をしていたときです。
たとえば結果を重視する親のもとでは、こんなに頑張って９８点取ったんだよと見せても、あと２点どうして間違ったのかと責められたり、それくらい当たり前だと言われたりすると、ものすごく悲しくなります。

こういうことが続くと相手に期待することを諦め、どうせ自分はと自暴自棄になってしまうと、自分らしく生きられなくなります。

夫婦間でも、気持ちを察してほしい妻と解決策を提案したい夫で起こりがちです。
どうして察してもらいたいかというと、そうやって頑張っている自分をちゃんと見ていてほしいという気持ちです。
だから、こちらがこういう言葉を言ってほしいんだというのは簡単だけど、言葉にするまでの経過が違うから言えなくなるんです。

期待することが悪いのではないのですが、いつもいつも期待通りにいくとは限らない現実があるのも確かです。
自分の思った通りのものを相手に要求することは、相手をコントロールしてしまうことにも繋がります。
しかし、人は他者からコントロールされることを一番嫌う傾向もあるのです。

「やっぱり言わなきゃよかった」と思ったとき、その次には、「やっぱり私のこと誰もわかってくれない」となり、満たされない思いのまま、被害者意識を抱えてしまいます。

誰かに自分の気持ちをわかってもらえたとき、ものすごく気持ちが楽になり高揚したりします。
ただ、このことばかりを追い求めると、自分のことをわかってほしいと常に人に依存してしまうのです。

他者がわかってくれる確率は五分五分です。
それに賭けてばかりだと身が持ちません。
まずは、しっかり自分をわかってあげること、自分で自分の気持ちを受け止めてあげることが大切です。
自分自身の気持ちも頑張りもすべて自分だけはちゃんとわかっているんですから。


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