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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。


なかなか解決できずに頭を抱える悩みは、ほとんどが人間関係の悩みです。

その中でも、夫婦のコミュニケーションというものは、とても繊細なものを含んでいます。


何か問題が起きたときというのは、人はなぜそうなったのかを知ろうとします。

そこから、すべて自分が悪いんだという方向に入る人もいますが、そうでなければ、どこに問題があったかを分析します。



たとえば、自分が何の気なしに発した言葉で相手が突然、怒り出したとします。

とりあえず、最初は軽いパニック状態から入ります。

「えっ、なんで？？？」という感じです。


そこから、なんとか冷静さを取り戻し、自分の発した言葉の点検をします。

「あの言葉のどこが悪かったんだろう？？？」

そこで思い当たれば、「ああ、そうか」と納得して謝ることもできます。


ところが、そんなに怒らせる理由が見当たらない場合や、過剰に怒っているなと感じてしまうと、「なぜ？」を通り越して怒りが湧いてきます。

ここで、売り言葉に買い言葉で言い争いになるケースもあるでしょう。


しかし、事を荒げたくないという理性がなんとか怒りを抑えられた場合、次に取る行動は、とりあえず相手の怒りが収まるよう対処します。

ある人はただただ謝ることだったり、ある人は自然に鎮火するのを待つ作戦だったり、いろいろあると思います。


そして、その後で今後どういう風に対処していけばいいか考えるわけです。

そのとき多くの人は、相手の状況や心理状態を考えて、次にどうすれば相手の怒りの地雷を踏まないかの行動や言葉がけを考えます。

ときに第三者にアドバイスを求めることもあるでしょう。


そして、そういう行動や言葉がけをしていなかった自分を「反省」するのです。

そこから、こういうときにはこうすればいいという自分なりのマニュアルが出来上がります。


ところが、このマニュアルが効力を発するのは初期くらいです。

そして、また同じルーチンを繰り返すことになり、「なんでなんだ？？？」となるわけです。


そうなると自然の流れとして、何か相手に問題があるのではないかと思ってしまいます。


では相手の方は、どういう風になっているのでしょうか。


おそらく、「何もわかっていない」という思いが根底にあるのだと思います。

表に現れてくるものだけを見て、それがすべてだと思われていて、もっとその奥の内面を見て欲しいと思っています。


ただ、では相手はそれを察してくれと言っているのかというと、そうではないことも多いのです。


相手は自分の内面を、その都度、言葉を尽くして話しているのですが、受け取る側はそれをキャッチ出来ないでいます。

ここでどんなに言葉尽くしても、行動を変えても、何も変わらない、ズレたままの関係になってしまいます。


なぜキャッチ出来ないのか。


これはお互いではありますが、意識は常に外側にあります。

相手であったり、行動であったり、環境であったり…

そういったところが、無意識の中で当事者意識を薄らげてしまいます。


無意識では、自分が頑として譲れないところ、我慢しているところ、美徳としているところを曲げられたり、否定されたりしたくありません。

要するに、そういうところを変えたくないのです。


だからもし、自分の内面を深く見ることになれば、そこが揺らぐかも知れないと本能的に防衛しているのです。


そこは触らずに、行動や言葉や環境を変えることで、相手との関係が上手くいくのであれば、それはそれでとても助かります。

そんなに深い繋がりがない人や仕事上の関係の人ならば、それでいいかもしれません。


ところが、それを身近で、繋がりの深い人にも通用するかというと、案外見抜かれてしまうものです。


人間関係の面倒くささであり、深さであり、奥行きでもある部分です。

人は他者を見ながら、自分を省みるようになっています。

カウンセリングを通して、自分を再確認してみませんか。


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