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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

人は大人になっていくと、自分の心の中を顔に出さないようになります。
顔は笑っていながら、心の中ではどす黒いものが渦巻いているなんてよくあるかもしれません。

そんなときって言いようない苛立ちと底なし沼に落ちていくような落ち込みを感じます。
何でこんなにも気持ちが揺れてしまうのか、そう思うかもしれません。

人の幸せを素直に喜べない自分。
人としてどこか欠けているのかと思うと同時に相手を僻んで（ひがんで）しまいます。

この僻む（ひがむ）という心理には、いろんな信念からきています。

一つには、何でも勝ち負けで判断するというもの。
自分は常に勝ち続けたい、負けたくない、負けることは許されないのです。
こういう人は自分が得することは何んとも思いません。
ところが相手が得をすると絶対に許せないという気持ちがムクムクと湧いてきます。

二つ目は、何でも公平でなければいけないといもの。
相手が自分より先に幸せになることに我慢できなくなるんです。
なぜあの人だけ？おかしいじゃないって思ってしまって、今の自分がものすごく惨めに思えてきます。
同じ人間なのに何でこんなに不公平なの、と奈落の底に落ちてしまうんです。

三つ目は、過剰な正義感からくる、人はずるいことをしてはいけないというもの。
こういう人は、自分に全く関係のない人に対しても「ずるい」を発動します。
どこか自分だけが損をしている感覚になり、自分は正しいということを主張したがるんです。
自分の思い通りにならないと思ってしまうと、常に怒りを持ち続けている状態になります。

このような信念を自分の中心に置いてしまうと、限りなく落ち込み、自分からどんどん人間関係を切ってしまう人もいます。
また反対に、ちょっとしたことにも攻撃的になり、自分の人生を破壊する行動に出る人もいます。

この三つの信念は、子供の頃に抱く信念です。
何でも自分の思い通りになるという万能感がまだ残っている状態なのです。

これを乗り越えるには、自分がどんなに頑張っても出来ないことがあるという現実を受け止めることです。
無限の可能性は終わりを告げ、有限の可能性の中で自分を見出していかなければなりません。

自分と他人とは全く別ものであり、別の人生を歩んでいること、つまり自分と他人との境界線をちゃんと引くことです。

ただ、これらの信念から来る感情がいけないというわけではありません。
人間だれしも、こういう感情を抱きますし、抱いてもいいのです。
ただ、この信念を自分の中心に置いてしまうから生きづらくなってしまいます。

この世の中は、不公平の塊です。
人と比べず、自分の今生きている中でどう幸せを感じるかという力をつけていかないと、どんどん僻み（ひがみ）根性が強固になり、最後には自分の幸せ、可能性をも台無しにしてしまいます。

子供から大人になる時、いろんな意味で心が荒れて辛いかもしれません。
でもそれが辛くていつまでも万能感に浸っていても、心は辛いままです。
カウンセリングで一緒に大人への階段を登っていきましょう。



 

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