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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

 

恋愛が苦しみに変わる人

最初は彼から積極的にアプローチしてきたとき、よほどタイプじゃなかったら、自分に好意を寄せられたら悪い気はしません。
彼からの誘いを、気まぐれに反応していてもなんとも思わなかったはず。
彼がこの前いつ連絡してきたかなんて、覚えていないときもあったはず。
でも、なんとなく優越感というか、選ばれた人というか、とても楽しい時期だったと思います。

それからもっと好きになってもらいたいという気持ちになってきます。
彼はどんな人がタイプなのかな？
もっときれいに、もっと可愛くなりたいな。
彼の目からは私はどんな女性に見えるんだろう？
もしかしたら、このくらいからを恋心というのかもしれません。

最初は彼から積極的にアプローチしてきたはずなのに、気が付くとどんどん自分の方が熱くなってしまう。
いつのころか、彼からの連絡を待っている自分に気づきます。
連絡が遅いと、忙しいのかなと思うことで自分をなだめたりします。
でも耐えられなくて連絡してしまい、わけもなく落ち込む。
気づくと、彼のことを「ビクビク」しながら考えてる自分がいるんです。

女性が恋愛で苦しみだすのは、自分から自然体が消えたときからです。
それはいつかというと、この恋愛においていろんなシナリオを描き出すときです。

最初は、彼との恋愛自体になんの希望も期待も持たず、それこそ行き当たりばったりで楽しんでいました。
しかし一日の中で彼のことを考える時間が増えるにつれ、始まるんです、妄想が。

あるときは、今度会ったらこういう風になるだろうな、とか、次はこんな返事が返ってくるだろうな、とか。
わりと楽観的希望に満ちたシナリオを描けるときもあれば、私より可愛い子が目の前に現れて、彼を好きになったらどうしようとか、もっときれいにならないと彼は私から気持ちが冷めていく、という風なネガティブな妄想も出てきます。

それと同時に、最初の一番楽しかった頃を思い出し、その感覚、そのときの彼、そのときの二人の状況が忘れられなくなります。
いつもそういうときでいたいと心が先走ってしまうんです。

そして、そのときの彼と今の彼の温度差に心は乱れまくります。
本当は恋愛も人間関係のひとつですので、自然な流れで進めていく方がいいんです。

 

今の自分ではだめだと思いだす

恋愛で苦しむ人は、その自然な流れに乗ることが怖いのかもしれません。
その根底には、「こんな自分ではだめだ」というものが見え隠れします。

もっときれいに可愛くならなければ、もっと恋愛テクニックを上げなくては、もっと男性心理を見抜かなければ、そんなことばかりに走ってしまいます。
「今の自分」では、そのうち愛されなくなる、つまらない女だと思われる、他の女性に目がいってしまう。
焦るんですよね、好きになってしまったから。

「今の自分」で十分です。
どうしても離したくないと流れをせき止めようとするから、相手はどこか不自然さを感じ窮屈になってしまいます。
自然体というのは、ただ穏やかな状態というのではありません。
ときにケンカもするでしょう。
でも、ビクビクすることなく自分の気持ちを伝えられるなら、ケンカも信頼づくりのひとつになります。

「今の自分」で十分です。
好きになりすぎて、自分と違う人間になろうとしないでください。
あなたらしさが失われては、ただただ恋愛で苦しむだけになってしまいます。


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