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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

 

長期間の高ストレスがうつ病を引き起こす

人は高ストレスの中にずっと居続けると、身体はずっと緊張状態のままになってしまいます。
普通の生活ではあり得ないことです。
普通の生活では、ストレスがかかっても、その次は休めるものです。

たとえば怖い上司に報告しないといけないとき、どんどん緊張感が増していきます。
上司の前に行ってから、ストレスがピークに達します。
説明の途中で、怒られたり予期せぬところを突かれたりしたら、たぶん頭が真っ白。フリーズ状態です。
身体は熱っぽく感じるか、反対に体温が感じられないようになるでしょう。

しかし、普通はこの状態が続くことはありません。一応終わって、自分の席に戻りほっと一息、力が抜けます。
「あ～恐かったよ～」「めちゃ緊張したわ」「とりあえず終わったー」とまわりの人と話をしたりします。

この言葉に出す作業自体が、ストレスで緊張した心身を緩める作業になるんです。
言語化して、自分の気持ちを吐き出し、それに共感してもらうと、人はホッとします。
そうして一日が終わるころには、眠りについて心身を休めます。

ところが、高ストレス状態が長期間にわたって続くと、人の身体や脳や心が誤作動を起こし、うつ病などを発症してしまいます。
高ストレスが長期間にわたることとは、たとえばパワハラやモラハラ、ＤＶを受けている状態のときとか、幼少期であれば、虐待やネグレクト、性被害を受けているときなどです。

いつなんどき自分の身に起こってくるかわからないから、ずっと身構えていることになってしまいます。
だから、眠ることもできなくなるくらい、頭の中でずっと考え続けてしまうんです。
ストレスホルモンに常時晒されると、身体は重く動けなくなり、やる気も減退していきます。
脳科学の分野では、扁桃体が活発になりすぎている状態といわれ、不安や恐怖の感情が出てくるそうです。

 

うつ病で休んでいる時の注意点

こんなこともできないのかと自分を責めたり、このまま働けなかったらどうしようとか、お金の心配や家族の心配も次々出てきます。
こんなに休んで、会社の同僚に迷惑をかけているという罪悪感や、こんなに辛いのに誰もわかってくれないという苛立ちや無力感なども出てくるでしょう。
これらは、うつ病の症状のひとつです。

上司の前に出たときの、頭が真っ白で思考停止状態が長期間続いたと考えると、脳もちょっと休みたいと思うはずです。
うつ病の症状は、ある意味本人を強制的に休ませるために出てくるのかもしれません。

しかし職場を休んでいるときって、身体は休んでいるのですが、頭の方はまだまだフル回転させている人が多いのです。
気分の浮き沈みや罪悪感、自責感は、病気の症状ととらえ、それに巻き込まれないように注意しましょう。

インフルエンザで高熱が出ているときに、「なぜ熱がでるんだ、熱が下がらなかったらどうしよう、治療費は大丈夫か、明日も休むと会社に迷惑がかかるだろうな、なぜ家族は熱がでてる自分になにもしてくれないんだ」なんて考えても熱は下がりません。
ゆっくり身体を休めながら、頭の中も空っぽにしてたほうがいいはずです。たぶん、だから高熱がでるとうなされていろんなことが考えられなくなってるのかもしれないですね。

うつ病で休んでいるときも同じです。
ただ、やはり自分一人では不安になることもあるでしょう。
そんなときは、カウンセリングを利用して、心を緩めるようにしてみてください。


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