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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

 

いつもネガティブに考えてしまうとどうなるか

人は、頭の中にちょっとでも隙間時間ができると、勝手に何かを考えてしまいます。
わりと夢見がちな空想壁のある人だと、すぐ違う世界に飛んでいっては、わくわくドキドキして幸せな時間になるのですが、心配性の人や不安が強い人などは、ネガティブなことを知らず知らずに考えてしまいます。

あんなことになったらどうしよう、もしかしたらこうなってしまうかもしれない、そう考え出すと次から次に悪い方に悪い方に考えてしまいます。

最後には、思考が現実になると言われているから、今考えたことがこの先起こるに違いないと思い込んでしまいます。
そして、ものすごく感度の良いアンテナを張り巡らせているので、少しでも嫌なこと、悪いことが起きれば、ほらやっぱりと敏感に反応してしまうんです。

ずっと考え事をしているので、頭はとても疲労が溜まっています。
ネガティブな考えに晒されて、心も疲れ切ってしまっています。

もうこんな自分は嫌だって思ってるんですよね。
ネガティブなことばかり考えてしまう自分。どうにかして変えたい。

だって、過去のことを考えては自分を責め、未来のことを考えては不安ばかりが増すのですから。
堂々巡りはもうやめたいですよね。

 

ポジティブなイメージは必要か

ネガティブなことを考え出したら、それをポジティブなものに変換してイメージするという方法があります。
確かにこういう方法もいいと思います。
ただ、これはかなり上級クラスな感じがします。

ネガティブなイメージが先行するタイプの人は、ポジティブなものをそう簡単にイメージできません。
自分にとって、なにがポジティブなのか考え込まなければ出てこない。

そして、考え出したポジティブイメージというものは、どこか居心地が悪く、自分事としての感覚が持てないんです。

それでも、なんとか変わりたくてポジティブイメージを作り出そうと必死なってしまうと、それだけでまた頭が疲れます。たぶん精神的にも疲れると思います。

なので初級クラスの人が始めるには、あまり向かないかもしれません。
ではいったいどうすれがいいのかですが、まずは、自分がまた悪い方に考え出し、それに気付いたら、それを「止める」ということをしてください。

なにか自分の中で合図を出してもいいでしょう。
「ストップ」「あっまただ、やめた、やめた」って感じかな。

その際に、自分のネガティブに考える癖に名前をつけておきましょう。
「おっ卑屈太郎が出てきやがった。さあ、もうおしまい。」

おそらく初めの頃は、止めてた瞬間に、また考え出しているかもしれません。
それでも、何度でも「止める」ことをしていくのです。

長い年月をかけて、考えることを続けてきました。
考えるのを「止める」という頭に空白の時間を作ることをしてほしいんです。

「止める」前に、ポジティブイメージを考え出すと、考えるのが大好きなタイプですから、またそこからいろんな方向に考えだし、その考えたことに「言い訳」をしだし、また落ち込むことになりかねません。

また、イメージを使うやり方というのは、向き不向きがあります。
人には、イメージングは苦手な人もいるからです。
そういう人が、頭をこねくりだしてイメージしても、感覚にまで落ちてきません。

次から次に考えてしまう妄想ちゃんが出てきたら、「ストップ」をかけましょうね。