無くて七癖なんて言う言葉もあるように、
自分では気づかない癖ってあるものです。

いろんな癖がありますが、「言葉」の癖って本当に無意識に出やすいものです。

そういう無意識に出してしまっている言葉の癖のせいで、
人をイラつかせたり傷つけたりしてしまうことがあります。

イメージ植え付けの私って○○型

「私って○○だから」って先に言う人いますよね。

「私ってバカだから」
「私って人見知りだから」
「私ってがさつだから」
「私ってHSPだから」など。

だいたいちょっとネガティブな感じです。

「私って天才だから」
「私ってなにやっても出来る女だから」
「私って男に不自由しないから」

なんて言うのは、だいたい冗談っぽく言うときか、
言葉通り思っていることを口にしているかの場合です。

言われた方としては、
「だから…？」となるのですが、
「私って○○だから」のその先の言葉が透けて見えるのです。

「○○だから」…あとはよろしく！なんですよね。
少し迷惑かけるけど、そこはちょっとカバーしてほしいなって言う感じでしょうか。

他力本願というか、ちょっと重く感じるからイラッとします。

心配性な先回り型

ちょっと心配性な人が言いがちなものに、
言われなくてもわかっていることを先回りして言ってしまうことがあります。

「それ大事なお客さんのだから注意してね」
「次の道を曲がったら車多いから気をつけろよ」
「ちゃんときれいな字で書いてね」など。

心配して言ってくれているのですが、
何度も何度も言われてくると、
「わかってるわっ」てなります。

イラッとする人もいれば、
自分はそんなに頼りない人間だと思われてるんだ、
と落ち込んだりします。

素直になれない否定型

人の話に否定から入る人も多くいます。

「だって」「でも」「だけど」「ですから」「どうせ」など。

ただ本人は決して意識して言っているわけではありません。
本当に口癖みたいになっちゃってるんです。

否定したいわけではないけど、
こういう言い方をする方が落ち着く、
というかお決まりのパターンで安心するのかも知れません。
もちろん無意識ですが。

これは親子関係でよく見られます。

大人になって子供は親から否定ばかりされてきたといい、
親はそんなことは言ってないし、否定もしてない、
というパターンって結構多いんです。

怒りを隠した追い詰め型

なぜか追い詰める言い方をする人もいます。

「ほらー」
「また余計なことして」
「なんでそういうことするかなぁ」
「どうしてそうなの？もっと○○しろよ」など。

言っている本人は怒りの気持ちを抑えてマイルドに言っているつもりかもしれません。
でも言葉に隠された気持ちってにじみ出るもので、
言われた方としては追い詰められる感じがして、
こういう人とはあまり話したくないなって思ってしまいます。

黙っていられない余計な一言型

そして出来ればあまり話したくないと思われる人はまだいます。
それは、余計な一言を言う人です。

だいたい上げて落とすみたいな感じですね。

「仕事は出来るんだけどなぁ、気配りが足りないよね」
「今はそれでいいと思うのよ、でもあなたのことを思って言うんだけどこのままじゃ嫌われるよ」
「何にも出来ないやつって思ってたけど、料理だけは上手なんだ」など。

トゲがあるんですよね、言い方に。

おせっかいな上から目線のアドバイス型

アドバイス自体が上から目線ともいえなくもないのですが、
さらに上から度をアップさせてアドバイスするひともいます。

「あなたのような体型の人は、こういうのが似合うわよ」
「一度は結婚した方がいいわよ。人間的に成長するから」
「そういうときは、あなたから折れた方がいいのよ」など。

価値観押しつけられまくりです。
「もう放っといて」とはらわた煮えくりかえります。

人は求めていないアドバイスされるのを嫌います。
アドバイスされて、その通りにする人はあまり見かけないですね。

でもこういう無意識の口癖は、本当に本人に悪気はないし、
相手が不快に思っているなんて気づかないんです。

だからこそ気をつけておかないと、人間関係にヒビが入りかねません。
一日の終わりに、「私あのときなんて言ってたっけ？」と振り返りましょう。

無くて七癖、何か見つかるかもしれませんよ。

煮詰まったときは、一度カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
当ルームのお支払い方法（現金、クレジット、ID）の他に、PayPayも可能になりました。

ご予約・お問い合わせ》》

 



対面カウンセリングが無理な方には、
オンライン（電話、スカイプ、zoom）もやっています。
どんどん気軽にご利用くださいね。

電話カウンセリング》》
オンライン（スカイプ・ZOOM）カウンセリング》》