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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

「心を軽くする自分カウンセリング　ひとりぼっちで悩んでいる女性に送る３２の対話集」では、自己肯定感をあげる一番のポイント「自分への言葉がけ」を事例を通して具体的にお伝えしています。
そのため読むだけで、自己肯定感があがって元気になり、どんどん楽になるようになっています。

このブログは、事例に出てくる女性の悩みを心理学的に解説し、それを自分で解決していくにはどうすればいいかをお伝えしていきます。
本の事例を読んだ後にこのブログを読むことで、よりわかりやすく理解でき、どうしていけばいいかがわかるのですぐ行動できるようになっています。

 

【29】桃乃（モモノ）さんのケース
桃乃（モモノ）さんは、自分で決めることが苦手です。
何かを決めなくてはいけないとき、どちらを選べばいいか考え出すと迷ってしまい、いつも友達などに相談して決めてもらっていました。
自分でもどうして決められないのかわかりません。
そんな桃乃（モモノ）さんは、最後は友達に見放されるのではないかと不安がいっぱいです。

 

１.自分で決められない優柔不断な人の特徴

自分で決められない優柔不断な人は、物事をネガティブに捉えやすい傾向があります。
はっきりとした自分の意見や考えを持っておらず、他者の意見や考えに流されてしまいます。
またまわりの目に敏感なところがあり、失敗した自分を他者に見られたくないと思っています。

 

２．自分で決められず優柔不断になる原因

自分の考えに自信が持てていません。
選ぼうとする方はデメリットが見えやすく、選ばない方はメリットに目が行くので、常に自分が選んだ方が損をする気がしてきます。

また自分の出した結果に責任を負うことを避けようとするところがあります。
依存的な一面があり、他者の承認を得ないと行動できません。
幼少期に過干渉な親や、子供の意見に否定から入る親に育てられると、主体性が育たず自分で決められなくなります。

 

３．自分で決めらず優柔不断になることの問題点

自分で決められないと、どうしても他者に依存してしまいます。
依存してしまうと、他者の言う通りになったり、他者を怒らせてしまったりして、常に他者の顔色を伺うようになってしまいます。

失敗を怖れているので考えすぎてしまい、なかなか行動に移せずにいます。
他者から見ると、めんどくさがりに見えたり、何もしない人に見られ、信頼を失いかねません。

また何を選んでも、選ばなかった方がよかったのではと後悔することが多く、自己肯定感を持てなくなってしまいます。

 

４.自分で決められない優柔不断な自分を変える方法

①避けたいことをひとつだけにする
失敗すること、損をすること、人から責められることを絶対避けようとするので、自分で決められません。
すべてが整う条件はないという前提で、物事を考えましょう。

絶対避けたいことはなんですか？
それをひとつだけに絞り、あとは上手くいかなくてもそのときに次の手を考えるようにします。

②考える時間を決めてしまう
自分で決められない優柔不断な人は、ひとたび考え出すと、エンドレスで考え続けてしまいます。
そしてどんどん不安や恐怖感、憂鬱感など、ネガティブな感情も強くしていきます。

決めなければならないことに対して、考える時間や日数を決めてしまい、それ以降は考えずに行動に移す練習をしましょう。

初めは失敗することもありますが、回数を重ねるとコツがわかってきます。
また考えない時間ができると、その時間を有効に使えたり、ネガティブな感情に振り回されないという新しい発見もあるでしょう。

③自分という主体性をもつ
自分で決められない優柔不断な人は優しい人が多いのですが、相手のことを考えすぎてしまいます。
そして自分がどう思っているのか、どう感じているがわからなくなっています。

ご飯を食べているとき、朝顔を洗ったとき、ケーキを食べているとき、音楽を聞いているときなどに、どんな気持ちがするのか、どんな感覚がするのか、五感を確かめる練習をしましょう。

自分にベクトルを向けれるようになると、自分の気持ちや考えにアクセスしやすくなります。

 

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