楽しく、楽に、毎日を笑顔に！
今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。
「心を軽くする自分カウンセリング　ひとりぼっちで悩んでいる女性に送る３２の対話集」では、自己肯定感をあげる一番のポイント「自分への言葉がけ」を事例を通して具体的にお伝えしています。
そのため読むだけで、自己肯定感があがって元気になり、どんどん楽になるようになっています。

このブログは、事例に出てくる女性の悩みを心理学的に解説し、それを自分で解決していくにはどうすればいいかをお伝えしていきます。
本の事例を読んだ後にこのブログを読むことで、よりわかりやすく理解でき、どうしていけばいいかがわかるのですぐ行動できるようになっています。

 

【24】椿（ツバキ）さんのケース
椿（ツバキ）さんの口癖は、「すみません」です。
どんな場合でも、自分が悪いと思ってしまいます。
同僚から仕事を押しつけられても、断ることができませんでした。
でも、そんな自分を嫌悪してる自分自身にも気づき始めました。

 

１.嫌われたくない病の人の特徴

嫌われたくない病の人は、その場の空気が凍り付いたり、緊張したりすることを極端に嫌います。
繊細で感受性が高いという特徴があります。
常に他者を優先してしまい、優先順位が自分にあることは決してありません。
また何か問題が起こると、自分にも落ち度があると考えてしまいます。

 

２．嫌われたくない病になる原因

嫌われたくない病の人は繊細で感受性が高く、人よりも傷つきやすい面を持っています。
なので、自分が傷つくことはもちろん、他者が傷つくことにも辛さを感じてしまうのです。

また人間関係を穏便に良好に保つため、自己犠牲的な行動をとってしまいます。
それは、他者から見捨てらることを怖れているからです。

そして人の役に立たなければ存在意味がないと思っていて、自分の存在価値を守るために他者に対して嫌われないようにしようと頑張ってしまうのです。

 

３．嫌われたくない病の問題点

自分よりまわりの人たちを優先し、場の空気を大事にします。
自分と他者との関係は、いつも他者が上で自分が下という感覚なのです。

だから、他者の役に立たなければ、対等に扱ってもらえないという気持ちもあり、常に自分が悪いという感覚から抜け出せないのです。

強迫的なまでの自己犠牲をし続けることがあり、自分を大事にしないことから、他者からも蔑まれることにもなりかねません。

 

４.嫌われたくない病の自分を変える方法

①相手の気持ちを深読みしない
つい相手がどう考えるか、どういう気持ちになるかというのを考えてしまいます。
相手の立場を自分に置き換え、自分だったらこう思うだろうなと想像し、その感情を抱いてしまいます。
しかし自分自身の考えや気持ちがいつも相手の考えや気持ちと同じではありません。
自分と他者とは違う感覚の持ち主だということを認識しましょう。

②怒りを抑圧しない
嫌われたくない病の人は、怒りを怒りとして感じることが苦手です。
どちらかというと、なんとなくの違和感とかモヤモヤ感として感じます。
しかも、その違和感やモヤモヤ感も何らかの理由をつけてなかったことにしてしまうのです。
まずはその違和感やモヤモヤ感がなんのサインなのか、自分自身に聞いてみましょう。

③嫌われない人＝都合のいい人にならない
ひたすら嫌われないように自己犠牲で頑張っても、まわりから認められているように感じません。
だから余計に嫌われないように頑張ってしまうのですが、相手の機嫌だけを考えて行動する人は都合のいい人として扱われることがあります。

自分を大事にしていない人を、他者は大事にしてくれません。
すべての人に嫌われないようにと思うと、結局、信頼関係を結べなくなります。
そして都合のいい人として利用しようとする人だけが残ってしまいます。

他者から認められたいために嫌われないようにしているのだとしたら、他者はどんな人を認めているか考えてみましょう。
すべての人に嫌われないようにと思うと、八方美人に見られたり、自分がない人に見られてしまいます。
あなたはどんな人たちに認められたいですか？
そしてどんな人たちなら嫌われても大丈夫ですか？
 

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