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今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

「心を軽くする自分カウンセリング　ひとりぼっちで悩んでいる女性に送る３２の対話集」では、自己肯定感をあげる一番のポイント「自分への言葉がけ」を事例を通して具体的にお伝えしています。
そのため読むだけで、自己肯定感があがって元気になり、どんどん楽になるようになっています。

このブログは、事例に出てくる女性の悩みを心理学的に解説し、それを自分で解決していくにはどうすればいいかをお伝えしていきます。
本の事例を読んだ後にこのブログを読むことで、よりわかりやすく理解でき、どうしていけばいいかがわかるのですぐ行動できるようになっています。

 

【15】桐夏（キリカ）さんのケース
桐夏（キリカ）さんは、彼の態度が不安になり、その不安を彼にぶつけてしまいました。
突然の別れから一年がたっても、失恋から立ち直れず、辛い日々を送っています。

 

１．失恋で立ち直れない人の特徴

愛する人から別れを告げられたり、突然連絡を絶たれてしまうと、誰でも衝撃を受け、感情の波にのまれてしまいます。
「なぜこうなったのか」「何が原因だったのか」「自分の何が悪かったのか」など、過去に戻って原因探しに明け暮れます。
さらに彼への怒りが吹き出すこともあれば、現実を受け止めきれずに復縁を願う気持ちになることもあります。
日によって、また一日の中でも、自分の気持ちがコロコロと変わってしまい、感情のコントロールが出来ない状態です。

 

２．失恋で立ち直れなくなってしまう原因

失恋は一種の喪失体験です。
愛する人を失う衝撃で、現実を否認したり、怒りに翻弄されたり、自分を変えれば復縁できるかもと思ったり、何も手につかず鬱っぽくなったりします。
ただこの現象自体は、人間であれば誰にでも起こってくる感情です。
しかし、沸き起こるいろんな感情を抱く自分も後で責めてしまうため、余計に感情のコントロールができない状態になってしまっています。


 

３．失恋で立ち直れなくなってしまうことの問題点

失恋でいつまでも立ち直れない原因の一つに、いつも「自分が悪い」と思ってしまうところにあります。
「自分が悪い」ので、自分の何が悪かったのか、どこが悪かったのかをずっと探し求めてしまいます。
つまり、いつまでも過去にとらわれて自分を責め続けることで自己肯定感が持てなくなってしまうのです。
またそういう自分は、未来も同じことが繰り返されると思い込んでしまい、前向きになれず、一歩を踏み出す勇気がなくなってしまいます。

 

４失恋で立ち直れない自分を変える方法

①どんな感情にもOKを出す。
失恋をすると、自分でもびっくりするようなことを考えたり思ったりすることがあります。
今までならどちらかというと否定的に見ていた人間になってしまうこともあり、そういう自分に罪悪感を抱いてしまいます。
しかし、どんな感情も人間であれば感じてもいいのです。
辛いときに沸き起こる感情をひとつひとつ評価せず、今はそういう時なんだなとそっと見守るようにしましょう。

②「自分が悪い」とすぐ思うクセに気づく。
失恋でなかなか立ち直れない人は、恋愛以外でも、いつも「自分が悪い」のではないかと考えがちです。
そういう考えが根底にあると、相手の態度がとても気になってしまい、常に不安と隣り合わせになってしまいます。
何か問題が起こると「自分が悪い」とすぐ考えず、初めは自分と相手と５０：５０で考えてみる練習をしてみましょう。

③相手に合わすだけになってしまわない。
不安が強いと、いつもネガティブな思考に傾いてしまいます。
いつか嫌われるのではないか、飽きられるのではないかと思うと、どうしても相手に合わすことだけを考えます。
そうすると、本当の自分、素の自分を出すと嫌われるのではないかと思ってしまい、自分を隠してしまうのです。
自分を隠して長く付き合っていくと、相手はだんだん不安を覚えたり、心を開いてくれていないように感じたりするものです。

少しずつ、自分を出していきましょう。
自分のどんなところを好きになってもらいたいですか？


 

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