楽しく、楽に、毎日を笑顔に！
今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

「心を軽くする自分カウンセリング　ひとりぼっちで悩んでいる女性に送る３２の対話集」では、自己肯定感をあげる一番のポイント「自分への言葉がけ」を事例を通して具体的にお伝えしています。
だから読むだけで、自己肯定感があがって元気になり、どんどん楽になるようになっています。

このブログは、事例に出てくる女性の悩みを心理学的に解説し、それを自分で解決していくにはどうすればいいかをお伝えしていきます。
本の事例を読んだ後にこのブログを読むことで、よりわかりやすく理解でき、どうしていけばいいかがわかるのですぐ行動できるようになっています。

 

【11】霞(カスミ)さんのケース
霞（カスミ）さんはシングルマザーですが、仕事も子育てもしっかりしなきゃと毎日奮闘しています。
ところが自分の頑張りとは裏腹に、仕事での人間関係がうまくいかなくなってきました。
いっぱいいっぱいの状況の中、気が付くと子供に怒ってばかりで子育てに自信を失いかけています。

 

１．ちゃんと子育てしたいのに、気が付くと怒ってばかりの人の特徴

ちゃんと子育てしたいのに、気が付くと怒ってばかりの人は、頑張ること努力をすることが当たり前だと考え、最後まで責任を果たそうとする特徴があります。
他者とのコミュニケーションはそつなくこなしたいと考えるため、たとえ心が弱っていたりストレスを抱えていても、その場の空気を読み、他者に合わせて当たり障りのない程度に弱音や愚痴を話すことはありますが、本心から他者に弱音を吐いたり、愚痴を言ったりすることはありません。
他者に対しては出来ているところ、自分や自分の子供に対しては出来ていないところに目を向けてしまいます。
また自分の中の基準が比較的高い人が多く、その基準に達しなければならないと考えています。
 

２ちゃんと子育てしたいのに、気が付くと怒ってばかりになる原因

自分の中での「母親」とはこうあるべきが強くあります。
なので、「母親と子供とのあり方」や「理想の子育て」という枠が初めからあり、常にその枠に当てはめようとしたり、はめ込もうとしてしまいます。
そして他者の評価にも敏感になり、自分の子育てがこれでいいのか、間違っているのかを、他者の子供への評価で判断しようとします。
そうなると、他者からの評価や自分の理想通りになっているかどうかだけを意識し、持ち前の根性で頑張り続けるため、もやは心が限界になっていることに気づかないのです。
 

３．ちゃんと子育てしたいのに、気が付くと怒ってばかりになる問題点

子育ては、普段の日常生活の中で行われます。
朝や夕方から夜にかけて、やらなければならないことがどうしても集中するので、少しでも効率よく進めたいと思うものです。
しかし、自分一人で進められることは少なく、自分の意に反して子供が動いてくれなかったりするとイライラが募り、怒りがこみ上げてきます。
ところが人は自分の怒りという感情を素直には出しにくいところがあり、しつけや勉強など、子供のためといった自分の怒りを合理化すると、感情を出しやすくなります。
また、ちゃんと子育てしたいのに、気が付くと怒ってばかりの人は、常日頃から「～しなければならない」「～してはいけない」「～できて当たり前」と自分に対して厳しく律しています。
その中で頑張り続けるストレスと、甘えが許されないストレスが無意識に溜まり、行き場を失ったストレスたちが合理化された怒りに乗っかって出続けてしまうのです。
 

４．ちゃんと子育てしたいのに、気が付くと怒ってばかりの自分を変える方法

①母親は機械でもＡＩロボットでもない。
子育てやしつけといったものは、毎日毎日の積み重ねがとても大切です。
しかし、母親も子供も機械やＡＩロボットではなく生身の人間です。
お互いの体調や気分の波などいつも一致しているわけではありません。
また、お互いのすべてを理解し何でも知っているというわけでもありません。
毎日が同じことの繰り返しではなく、毎日がその時その時の出来事なのです。
 
②近視眼的な子育てから一歩引いて見る。
母親も仕事の人間関係やママ友の付き合いなど、社会の中でストレスを抱えています。
子供も子供の世界の中でいろんなストレスを抱えています。
そのような中において、家の中まで「～しなければならない」ことで縛られ追い詰められると、母親も子供も居場所を失ってしまいます。
ときには緩めることも、はめを外すことも必要なのです。
しつけの中で生活しているのではなく、母親と子供が一緒に生活している中の一部にしつけがあります。
出来ないところを責め合う近視眼的な子育てから一歩引いて子供を見るようにすると、それなりに成長しているんだなと改めて感じられるようになります。
 
③子供の成長は母親だけで決まらない。
子供がどのように成長するかは、母親が重要な役割を担っているとしても、母親の育て方だけで決まるわけではありません。
人は自分の思うように他者を操作できないのです。
母親である自分がひとりで子供をちゃんと育てなければと頑なになってしまうと、自分の理想を子供に押しつけてしまったり、子供のいろんな可能性を潰してしまうかもしれません。
完璧な母親像で自分を縛るのは止めましょう。
人間的な関わりの中で、子供と共に母親自身も成長していくことで十分です。
ときに子供と同じ目線で、ときに少し大人な目線で子供と関わっていくことが大切です。
 

---

【３つの無料メール配信中】

【ホントに大丈夫？　あなたの心のお疲れ度をチェック！】

８問の質問に答えるだけで、今どれくらい心が疲れているかがわかります。
疲れたなって思ったとき今すぐチェック≫≫

【無料メルマガ】

＊疲れたこころを癒す心（しん）習慣＊

心がしんどいとき
なんとなく毎日がつまらなくないとき
楽しく充実した毎日を送りたいとき
未来に向けて何かをしたくなったとき
心の栄養補給としてお読みください。

登録後、すぐに確認メールが返送されます。メールの「下記のリンクにクリック下さい」をクリックしていただくと登録完了となります。
届かない時は迷惑フォルダーをご確認ください。
ＰＣからのメール配信拒否をされている場合は、olive@cs-olive.com　からのメールを許可する設定に変更してください。

お申込みは≫≫

【無料メール講座】

負の感情が最高の味方になる秘訣

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

第１回「怒りは本当の気持ちをつかむチャンス」
第２回「不安が自分の枠を広げる」
第３回「虚しさは許しへの入り口」
第４回「罪悪感から信頼を学ぶ」
第５回「負の感情の苦しみが成長に変わる」
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

登録後、すぐに確認メールが返送されます。メールの「下記のリンクにクリック下さい」をクリックしていただくと登録完了となります。
届かない時は迷惑フォルダーをご確認ください。
ＰＣからのメール配信拒否をされている場合は、olive@cs-olive.com　からのメールを許可する設定に変更してください。

お申込みは≫≫


にほんブログ村


うつ病ランキング