楽しく、楽に、毎日を笑顔に！
今すぐ出来る自分カウンセリングで、自己肯定感を一気にアップ。
誰でもすぐ出来て簡単な「自分で出来るカウンセリングの方法」をお伝えしています。

こんにちは。心理カウンセラーの上土井好子です。

子供や部下や友達が困った状況にあるとき、なんとか手を差し伸べたくなります。
どうすればいいかと相談されることもあるでしょう。

そんなとき、十分に相手の話を聴いたり、寄り添ったり、どうすればいいか一緒に考え、また、自分の経験からアドバイスをします。

相談された側からすれば、もうあとちょっとのところだと思っても、そんなに怖れることはないよと思っても、頑として「動かない」ときがあります。

自分の言葉がけがいけなかったのかとか、まだ寄り添えてなかったのかとか、アドバイスが的確ではなかったのかと自問自答してしまうかもしれません。

でも一回や二回のアドバイスですっかり解決することってあまりないのが現実です。

なぜでしょうか？

一つには、相手が自分にまだ心を開いていないことがあります。

いや、向こうから相談しに来たのに？と思われるかもしれませんが、人って割と警戒心が強いものです。
本当にこの人は自分のことを大切にしてくれると確信できなければ、そうそう心を開きません。

心を開いていない人の言葉は、どんなに良いことであろうと響かないのです。

また、相手と自分との問題解決への時間の早さが違っている場合があります。

アドバイスする側って、やたらせっかちになりがちなんですよ。
せっかちさを感じると、人は圧と感じます。

つまり、動く前にいっぱいいっぱいの状態にさせてるんですね。

でも実は、相手がまだ準備が出来ていないからというのがあるんです。

相手も変わりたいと思っていたとしても、変わりたいけど変われないというときです。

これってけっこう複雑な要素が絡んでいます。

子供であれば、まだ脳の発達がそこまで到達していないこともあります。
３歳の子に抽象的概念を求めても、理解できないですよね。

経験不足によるものも大きく作用します。
新入社員は自分や自分のまわりくらいのことをするのに必死です。
当然、視野もその範囲になります。

でも上司は、いろんな経験を経て全体を見る力がついています。
だから、「なぜ、これがわからないんだ」といってもわからないのも当然なのかもしれません。

思春期の子供に、「親がどれだけ子供のことを思ってるかわかる？」と叫んでも、
なんとなく想像はできても、実際親にはなったことがないので、思いの深さが違うのも当然ですよね。

自分も、親になって初めてわかったような気がするっていう程度ですから。

脳の発達は、時期を待つしかありません。
経験も、経験していくしかないのですが、経験したように具体的に事細かにシミュレーションしてあげれば想像はできるでしょう。

人は変わるためには、ものすごいエネルギーとモチベーションがいります。
変わるためには、知識が足りない場合もあれば、経験が足りない場合もあります。

でも、単にそれだけでもない。

おそらくほとんどの人が経験していると思いますが、それこそ同じようなアドバイスを今まで親や先生、上司、友達から聞かされていたとしても、
たった一冊の本や一曲の歌でハッとすることがあります。

それってなんなんでしょうね。
私もよくわかりませんが、人間関係だけでなく、いろんなものが整ってから人は変われるのだ感じます。

そういうタイミングって誰でも巡ってきます。

自分が変わることって、人にとってはとても不安なことなんです。

だからこそ、もし誰かにアドバイスをするとしたら、その不安を軽くする前段階が必要になりますね。

どうすればその不安を軽く出来るのかは、またメルマガの方で書いてみたいと思います。




今はコロナ対策としてアクリル板とアルコール除菌をしています。



オンライン（電話、スカイプ、zoom）もやっています。
どんどん気軽にご利用くださいね。

電話カウンセリング》》
オンライン（スカイプ・ZOOM）カウンセリング》》

---

にほんブログ村


うつ病ランキング